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アオスジアゲハ・すてきなエッセー

070721 家の前のビルの入口に大きな楠があるんだけど、夏になると楠が好きなアオスジアゲハがこの木のまわりをよく飛んでいる。結構すばしっこくて、高いところを飛んでいることが多いので、よく見かける割には「シャッターチャンス!」と思うことが全然なかった。昨日の日暮れ時、三太とさんぽから帰ると、家の前にアオスジアゲハが死んでいた。初めて撮ったアオスジアゲハがなきがらというのも悲しいけど、一応撮ってみた。ブルーがきれいで、一度見たら忘れられない、特徴あるアゲハチョウだ。

今朝読み終わったよしもとばななの「バナタイム」は著者のあたたかく、豊かな人生観にあふれるとてもすてきなエッセーだった。「豊饒」という言葉が思い浮かんだ。色々、書き留めておきたい箇所があったけど、「意外な幸せ」という章の最後を書き留めておこうと思う。

 「風呂もわかせない古いマンションに越す、十数人と海で共同生活をする、コーヒーも飲めない暮らしになる、押入のない四畳半で過ごす、などと聞いただけで気持ちが暗くなるものだが、幸せはどんなところにも無尽蔵に待っている。これまでのそういうことを思うと、全然無理して前向きに考えなくても、意外にもいろいろなことが楽しく思える。何かができないということは、他の何かがそこにあるっていうことなんだと思う。」
(よしもとばなな著「バナタイム」より)

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コメント

「意外な幸せ」、勇気づけられるね。
今日は日曜日。また明日から仕事だぁ↓って気分なもので、
この文章を読めてよかった。


まずは自分がしっかりすること・・・って言い聞かせながら、私もがんばります。

投稿: Ravenna | 2007年7月22日 (日) 22時09分

アオスジアゲハの写真に次男が感心しておりました。
ばななさんの小説、昔はよく読んでいました。

投稿: Chicago Guy | 2007年7月23日 (月) 00時32分

Ravenna さん
ちなみにこの本の中で、ばななさんは今まで行った場所で一番よかったところをシチリアと言っています。
そのシチリアの滞在について書かれた「きれいな場所で」という章の最後も書き留めとくね。

「生きているとたまに、そういううまいめぐりあわせの時がめぐってくる。どんなきつい時期があっても、生きていればまだ必ずめぐってくる。そういう単純なことが、希望につながるのだと思う。」


Chicago Guyさん
死骸の写真ほめられて、なんか複雑だわ(笑)。
ばななさんの本は○十年前に読んだ「キッチン」以来です。
たまたま「おすすめ」コーナーに並んでたので、借りてみました。

投稿: ぽんすけ | 2007年7月23日 (月) 10時52分

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