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チャンネルを変えていたあの頃

今だから話せる暗い過去、振り返りシリーズ!!!(笑)小さな小さな自分のこっぱずかしいお話。

昨夜、ダンナも飲み会でいないので、残りものの豚汁とごはんと漬物と大学芋を食べながら、三太とのんびりTVを見ていた。日曜夜のお楽しみ「鉄腕DASH(DASH村、大好き!)」がお休みで、私が観たのはテレ朝の「劇的!ビフォーアフター」だった。使いづらく古い我が家をリフォームで蘇らせるというあの人気番組。昨日は玄関わきに脱衣所のないお風呂場があって、玄関でハダカにならなければならないというお宅のリフォーム。古くて狭く、土台も柱もボロボロだった家が、親戚が20人集まっても不自由の無い、安全で明るく快適な家へと生まれ変わる様子をやっていた。
 私はこの番組が大嫌いだった。観るものがなくてたまにダンナがチャンネルを合わせると、「やめて!!」と言って、急いで別のチャンネルにしていたっけ(笑)。「ビフォー(現状紹介)」のVTRのバックに流れるあの陰鬱な「チャララ~ン♪」というピアノのメロディー。「狭くて暗くて古い家」がまるで罪のような、悪のような、不幸の象徴のような。日曜の午前中の「建物探訪」も大嫌いだった。「見て見て!我が家はこんなに素敵なの!」と自慢されているような苦しさ。完全に私は病んでいたのだ。
 以前にも書いたけど、私は今の我が家が不満だった(以前のブログをご参照下さい)。新しいけれど、狭くて、使い勝手も悪くて、ろくに自分たちの要望も言えずに建てられてしまった我が家。そんな恨みや落胆、コンプレックスが根っこにあって、自分たちの希望をかなえるこれらの番組が嫌いだった。他人の幸福をみるのが、嫌だったのだ。今から考えると、十分に恵まれているというのに、自分のあまりの暗さ、幼稚さ、卑屈さに笑える。本当に嫌なやつだったのだ、私は。
 そんな私が自分でこの番組を観ているとは。おまけに「きれいになって、ほんとに良かったねー。」などと無理せず素直に思えるとは。人間、生きていれば、見方や価値観も変わるもんだ。今は本当に楽になった。相変わらず狭い我が家だけど、悪くない!もう、人と比べて卑屈にならない。あー、生きていてよかった(決して過去に自殺未遂をしたわけではありません・念の為・笑)。
 めでたし、めでたし。

 

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コメント

人それぞれの見方でいいんでないかな?
私なんか、マイホームを持つことは一生かなわないと思っているから、家主の視点ではとうてい見られませんです。
家が変わるまでのドラマで、めでたしめでたし。でいいんでないかな?
昨日は大工のようになって行くご当家の息子が面白かった。

投稿: ふくpi・おふう | 2007年10月 1日 (月) 21時33分

おふうさん
過去とはいえ、自分の中にあった大嫌いな自分、暗部を書いてしまって、正直書かなければよかったなと悩みました。
でも、もう消してしまいたい過去を書くことで、消せないまでも、少しでも清算したかった。
今はつきものが落ちたみたいに平穏です(笑)。
友達をうらやむこともこれからはないでしょう。
「私は私」と思えるようになりました。
おとといのおうちの家族は、自分のうちが狭くて古いことをみじんもみじめに思っていない、とても性格のいい明るい家族だったね。すてきな一家だと思いながら見ました。

キライにならないでね。

投稿: ぽんすけ | 2007年10月 2日 (火) 09時57分

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