« 天高く馬肥ゆる秋 | トップページ | お疲れ »

 大学時代のゼミのS先輩(というか、ダンナの同期)から、ボジョレー・ヌーボーの予約のおさそいが今年も来た(去年の話はこちら)。S先輩は卒業後Uターン就職してしまって、もう何年も会っておらず、年賀状とたまに先輩の会社が扱っているお酒を買うくらいの付き合いしかないけれど、せっかくのご縁、細くとも長く続けていきたいな、と思う。というわけで今年もボジョレーを予約。また、あの温かくって懐かしい、東北なまりが聴けるかな(笑)。
 そして、昨日は近所に用足しに出かけた時、私には縁のない今風の若者に声を掛けられ、びっくりしてまじまじと彼の顔を見ると、私がかつてバイトしていた会社の社員のMくんだった。彼が同じ区に住んでいるのは知っていたが、前日にこの近所の病院で奥さんが第2子を産んだばかりで、お見舞いの途中だったそうだ。私がその会社に入った当時は社員が10人くらいいたが、不況の波には勝てず、私が辞める時には代替わりした社長とMくんと事務の女の子のIちゃんの3人になっていた。私に気付いて声を掛けてくれたことをうれしく思いながら、道端で近況を打ち明けあった。Mくんはまだ会社に社員として残っており、私が辞める時はまだ独身だったIちゃんは今や3人の子どもの母親となり、2人目を産む時に退職、現在は社長とMくんの二人で会社をやっているそうだ。社長も色々と悩むところがあってか、かなり体調を崩していて、Mくんもかなり困惑している様子。そう遠くない未来にMくんもこの会社から旅立つことを考えているようだ。
 私が勤めている間、会社は行け行けドンドンのピークから、ベテラン社員をリストラせざるを得なかったどん底まで、色々なことがあった。小さな会社だったから、辛いことも楽しいことも全てあけすけだった。バイトの私は仕事のレベルアップも期待されず(ずっと後に社員として入ったIちゃんがどんどん新しい仕事を教えられてレベルアップしていくのはちょっとうらやましかった)、長い間同じような単純作業をしていたけれど(でも割り切れば、それはそれで気楽だった)、現社長を初め、先代社長や社長の奥さんに可愛がってもらい、居心地は良かった。辞める時はこぢんまりとあったかいお別れ会を社長とIちゃんとMくんと先代社長の奥さんにしてもらった。最終的にはパソコンの基礎もちょこちょこ教えてもらった。だから、社長が体調を崩しているのはちょっと悲しい。しょげきって、別人のような社長を想像したくない。早く適切な治療をして、もとの大きくて豪快でナイスガイな社長に戻ってほしい。
 友人のCちゃんが私が大学卒業後に勤めた証券会社を辞めて、しばらく家でのんびりとしていた頃、「バイト、どう?」とこの会社を紹介してくれた。色々と恩というか、縁がある。世の中って、結局人と人とのつながりだ、としみじみ思った。

|

« 天高く馬肥ゆる秋 | トップページ | お疲れ »

つぶやき」カテゴリの記事

出来事あれこれ」カテゴリの記事

コメント

いやあ、S先輩の声を聞きたいねえ。
いろいろ縁がつながっていて興味深いけど、
病気はいやだねえ。回復を祈る。

投稿: Chicago Guy | 2007年10月13日 (土) 17時44分

Chicago Guyさん
聞きたいなら、ワインをたのもう(笑)!
ご要望があれば、連絡先やFAX注文用紙、お送りしますよ。
> 病気はいやだねえ・・・
本当に。
生きてりゃ病気になることもあるし、思い悩む彼の姿もまたその人の一部でそれを否定する気にはならないけど、病気は本人も家族も辛いからね、本当に早く良くなることを祈るばかりです。

投稿: ぽんすけ | 2007年10月14日 (日) 14時33分

この記事へのコメントは終了しました。

« 天高く馬肥ゆる秋 | トップページ | お疲れ »