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チェロのサロンコンサート

昨夜はおふうさんに誘われて、自由が丘の「サロン ド キャフェ クレチュール」でN響のチェロ奏者の藤森 亮一さんのチェロリサイタルに行ってきた。
 クレチュールには開演ぎりぎりに到着。最後の客だった(笑)。こぢんまりした店内にお客様がぎっしり。お金持ちそうなマダムやその旦那様が目立つ。へへへ。最後の入場だったので、私とおふうさんは離れ離れの席だった。私は2列目だったんだけど、まさに藤森さんにまるっきり対峙する位置。おへそが向き合う感覚で聴けた。本当に手の届くところでチェロを聴けるなんて!藤森さんはN響アワーでもよく見かける(そりゃ、主席奏者の一人だもんね)お方で、そんなお方が間近でチェロを弾き、お話をされるなんて、と急にミーハー気分になってしまうのであった。プロフィールをみると、私より3歳年上。もっと年上かと思っていたら、同年代だった。ほとんど変わらない年なのに、こんな一流になって。う~ん、格差社会(って、そういう使い方はしないの!)。左手の薬指には指輪がキラリ。こんな一流の旦那様をささえる奥様はいったいどんな方?近いゆえに余計な想像までしてしまう(ごめんなさい)。お客様を数えてみれば、28人。この28人のためだけに弾いてくれるのだ。ちょっとお高いはずです。
 曲目はバッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007、メンデルスゾーンのチェロソナタ第2番ニ長調Op.58(ピアノ・大須賀恵里さん)。CDではおなじみの憧れのバッハの無伴奏チェロ組曲を初めてナマで聴くのがこんな形なんて、想像できるはずもない。けれど、藤森さんの緊張が伝わってくるようで、ドキドキして、味わうというまでに至らなかった(情けなし~)。ずっしり響くチェロの音色。藤森さんの息遣いまで聞こえる。緊張して身を硬くして聴く初バッハ無伴奏組曲体験でした。今度はホールで聴きたい。
 メンデルスゾーンの曲は私はあまり今まで聴こうと思ったことがなくて(最近ピアノ独習で「春の歌」を弾きました)、ましてチェロソナタは初めてだった。ピアノもとても高いテクニックが要求される難曲だそうだ。情熱的で、力強い演奏に圧倒される。
 アンコールはメンデルスゾーンの「無言歌」と「歌の翼に」。ここにきてようやくほっとリラックスして聴くことができました。最後に次回10月のサロンコンサートの曲目のメンデルスゾーンの変奏曲の主題だけ聴かせてくれた。この曲も魅力的!
 充実のひと時。演奏者と近いと、エネルギーをじかに受け取る感じだ。充電させていただきました!
 またまたN響アワーを見るのが楽しみになりました。こうしてファンの皆さんは、どんどん楽しみをふくらましていかれるわけですね!
 おふうさん、そしてお仕事で急に行けなくなって、私にチケットを譲ってくださったらみいさん、幸せな時間をありがとうございました。

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コメント

バッハの無伴奏チェロを聴く聴衆の1/28だなんて、ぜいたくですねえ!昨日も書いたけど、お腹のあたりで響く音色、どんななんだろう?それを間近で聴くのも・・・部屋全体の空気が振動しそうですよね~。

それはそれはよい機会でしたねえ~。お仲間に感謝ですね♪

投稿: kero | 2008年6月12日 (木) 17時41分

ふふふっ、結構ミーハーにも楽しめたよね?
藤森さんの奥様も有名なチェリストですよ!
某カルチャーセンターでご夫婦の講演と演奏を聴きに行ったことがあります。
芸術家夫婦、しかも二人とも同じ楽器で一流ってすごいです。
奥様のお名前は向山佳絵子さん。ご夫婦それぞれのバッハ無伴奏聴き比べ、やってみてください。(それぞれCDが出ています)

投稿: ふくpi・おふう | 2008年6月12日 (木) 22時06分

メンデルスゾーンとメトロノームって響きが似てるなあ、と思ってしまった全くのクラシック音痴ですが、チェロがどういう楽器かはわかります(笑)子供の頃、母によくオケを付き合わされた。
そして目の前での生演奏の緊張感!!
それはとってもよくわかる。

投稿: Chicago Guy | 2008年6月12日 (木) 23時36分

keroさん
本当に贅沢をしてしまいました。
おなかのあたりで弾くチェロ、からだと共鳴するのでしょうね。
だからか、思索的な楽器のような印象です。
サロンコンサートでは楽器ケースから出して、しまうまで見れてしまうんです。
びっくり!
keroさんとも何か面白い音楽、一緒に聴きにいってみたいな。


おふうさん
奥様もやはりチェリストでしたか!
才能は才能を呼ぶんですね。
ということは、お生まれになるお子様もものすごい音楽的センスと環境をお持ちになられるわけで。
また、余計なことを考えちゃいました(笑)。
お二人の演奏聴き比べ、やってみたいです。
うちも夫婦ふたりして同じ職業ゆえ、ともに刺激しあい、向上しあえる夫婦になりたいです(う~む、私たち凡人夫婦にはとてつもなく難しいこってす)。


chicago-guyさん
KONTAさんの小さなライブハウスでの密なライブにまめに足を運ぶchicago-guyさんならではの感想。
そうよね、近いと本当に演者の緊張や躍動がダイレクトに伝わって、一体感があるよね。聴いてるこっちも他人事のように思えず、思わず固唾を飲んでしまうわ。
私は人に急にお近づきになるのが怖いような(対人恐怖症?)ところがあるので、なおさらなのね(笑)。
でも、すごくすごくすてきだったの~。
また行きたいわ。

投稿: ぽんすけ | 2008年6月13日 (金) 11時56分

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