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「西の魔女が死んだ」を観に行く・昨夜の三太

「西の魔女が死んだ」(梨木 香歩著)の映画を観に行った。もともとケチって、1000円で観られる水曜レディースデーを狙っていたけど、なかなか都合がつかず、上映打ち切りもそろそろかなという今頃になっての滑り込み。店を少しだけ早めに閉めて、三太の夕飯と三太を母に預け、新宿の7:20分からの最終を観にでかけた。しかし・・・!なんと、立ち見というではないか。私のまわりで観に行った人からは混雑とは聞いていなかったので、これは計算外。チケット売り場でしばし考え、万が一に備えて考えていた(この日は父も母も出かけていて、何時に家にもどるかわからなかったので、万一ふたりの帰りが遅い時はもっと遅い時間のを観るしかないかな、と思っていた)ユナイテッドシネマとしまえんのレイトショー(9:15分からの上映)で観ることに決めた。だいぶ時間があくので、紀伊国屋書店でぶらついて、先日の日記に書いた「村上レシピ」を(この本は以前本屋でぺらっと見ただけだった)を買ってしまった。豊島園までの移動と本代を考えるとレディースデーの意味がなくなってしまった(Photo笑)。Photo_2
 ユナイテッドシネマとしまえんには(シネコン自体初めて)行ったことがなかったけど、やっぱりきれいで広くてきもちがいい。時間が時間だからすいてそうだし。席を確保して(チケットを買うときに指定される)、しばらく人の少ないロビーの喫茶スペースでのんびりパンフレットと「村上レシピ」の見ながら空腹を想像で紛らわせて(笑)ぼけっとした。思いがけず生まれたちょっとした空白の時間だけど、これはこれでいい時間だった。
「西の魔女が死んだ」は原作が本当にすばらしく、その世界は、あえて映像化しなくても(しないほうが)いいんじゃないかと思っていた。Photo_4
 最初のうちはやっぱり想像の世界の方がいいかな、と思いながら観ていたけど、観ているうちにだんだんになじんできた。とてもていねいにおばあちゃんのおうちや周辺の風景を作っているとは思う。おばあちゃん役のサチ・パーカー(シャーリー・マクレーンの娘さん。よく似ている)がすごく良かった。興味のある方は映画もおすすめだけど、是非是非原作を読んでほしい。もともとは児童文学だけど、この本には幸せに生きるヒントがたくさん詰まっている。できることではないけれど、かなうなら、私もあんな風に生きたい。途中から私の涙腺は壊れてしまった。印象的なシーン、大好きなシーンがたくさんあった。
 
 辛かった時、この本を読んでほっとしたおばあちゃんのセリフ。
「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思うことはありませんよ。ハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、誰がシロクマを責めますか。」

映画が終って、家に戻ったのは日付が変わる直前だった。この後、悪夢のような夜が始まったのです。

ご心配をいただいた昨夜ですが、獣医さんと相談して、一番効き目の穏やかな睡眠薬のようなものを飲ませることにしました。薬はできるだけ避けたいですが、副作用もないということなので、安心して任せることにしました。眠りばな、少しぐずりましたが、その後は静かでした(またふとんの上でおしっこをされていましたが・・・)。これで一安心です。あたたかい励ましの言葉をありがとうございました。感謝。

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コメント

昨夜は少し落ち着いたようでよかったです。
そして映画。原作が大好きだったぽんすけさんだから、どうかなあ・・・と思っていたのですが、お墨付きが出たようでよかった。涙腺壊れちゃいますよね。私が暗い夜道を歩いて帰ったわけです(笑)
映画のロケで作られたおうちと庭、この夏は観光客に公開されているようです。でもそのあと壊されてしまうなんて切ないなあ・・・。

投稿: kero | 2008年7月25日 (金) 18時43分

>幸せに生きるヒントがたくさん詰まっている。
いい映画だよね、原作に劣らず。
自他に自然に「目を向ける」ということを教えてくれました。

実は、来週娘が合宿に出かけて一人になるので、夜映画でも見に行こうかと思っていたんだけど、見たい映画が地元ではやっていないのよね。
ここから新宿や銀座まで見に行く元気は・・・・ないなあ・・・・。
家でDVDかな。

投稿: ふくpi・おふう | 2008年7月25日 (金) 23時26分

シャーリー・マクレーンの娘なの?びっくり!!娘がおばあさん役なんて。
長男が5月に学校から清里に行ったときに、西魔女のロケをしたところだと聞いてきてましたわ。
本を読んでみようかな。

三太くん、今夜も寝られたかなー?

投稿: Chicago Guy | 2008年7月26日 (土) 00時17分

ぽんすけさんが気持ち良く過ごせる事が、三太君にとっても嬉しい事だと思いますよ。
家族として愛してもらえて、幸せですね!三太君

「西の…」は、児童文学だったのね!
原作を読んで、あまりにも素敵なので、映画に行こうかどうしようかと迷っておりました。
もう終わりかなぁ?皆さんの感想を見ていて、大きな画面で観てみたくなりました。

私は自分の勉強も兼ねて、少しずつ音読しています。イメージを形にするのは難しいです(^_^;)
生きていく事の、たくさんのヒントをくれる作品ですね(^-^)

投稿: ゆみこ | 2008年7月26日 (土) 14時39分

keroさん
最初はやっぱり自分の頭の中にすでに想像の世界があるので、ちょっとした違和感を感じましたけど、でも、とてもいい映画だと思います。
それが証拠に涙と鼻水でぐじゅぐじゅでしたから。
ある程度予想していたので、めがねかけて行きました(笑)。
としまえんという都会の田舎だったことも気が楽でした(笑)。
ロケ地ツアーがある、とおふうさんに聞いてました。
でも、どうかなあ、たくさんのファンがいるおうちや森に行っても、多分また違和感があると思います。
やっぱり誰も居ない森の中、心の中がいいです。


おふうさん
おばあちゃんは、こういうふうに生きられたら、こういう人間になれたら、という私の多分永遠の憧れです。
そうか、来週はお嬢さん、合宿なのね。
羽が伸ばせるね!
でも月末で仕事が忙しいかな。
ひとりでお嬢さんの苦手なうなぎを満腹食べて、おうち映画鑑賞会もいいんじゃない(笑)。
めったにない一人の夜を満喫してね!


Chicago-guyさん
そうよ、Chicago-guyさんの大好きなシャーリー・マクレーンのお嬢さん。
よくよくプロフィールをみたら、私たちより10歳年上。
それにしちゃ、おばあちゃん役がすっかりはまっていました。
「おばあちゃん、大好き!」という孫のまいに向かって
やさしく「アイ・ノウ」と返すおばあちゃんの懐の深さというか慈しみ深さはきっと、演技ではなくてあの人自身の中にあるものだと思う。
10歳しか違わないのに、なんだかすごく大人なのでした。
三太、昨日の夜はちょっとだけ大変でした。
やっぱり薬が柔らかいのね。
でも、あれくらいのガマンはできます。三太のためなら!


ゆみこ
ゆみこも読んだのね!
梨木さんは子供向け(表向き)の本を結構書いてます。
作品に流れるベースは一貫しています。
自然の偉大さ、自然への畏怖、そしてさからわずのみこんで包み込んで生きる、年月とか歳月の重み、ということのような気がします。
日本古来からの日本のよさと自身が経験した海外生活の経験とがうまくまじっていて好きです。
「西の魔女」は音読にも最適な本だね!
けれどたしかにイメージを声にたくすのはとっても大変そう・・・。

投稿: ぽんすけ | 2008年7月26日 (土) 15時39分

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