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買い物の仕方今昔

 今年の生協(私はパルシステムを使っています)の年内届け分の注文も今週2回分まとめて注文を出して終わり。年明けの商品の初配達は1月5日から。1週間分の注文なら夫婦二人、だいたいの注文のカンは育ったけど、二回分まとめての注文はさすがにちょっと途方にくれます(苦笑)。
 ウィルと近所をさんぽしながら、近所のあちこちに昔はちょっとした「商店のかたまり」がそこここにあったなあと思い出します。「商店街」とまでは言えないけど、「八百屋さんがあって、酒屋さんがあって、よろず屋さんみたいにあれこれ食品を売っている小さな食料品屋さんがあって、お寿司屋さんがあって、お菓子屋さんがあって、食べ物じゃないけど、履き物屋さんとクリーニング屋さんと金魚屋さんもあった」一角とか、「魚屋さんがあって、パン屋さんがあって、お寿司屋さんがあって、八百屋さんがあって、理髪店があって、銭湯があった」一角とか。小さい頃は母親が夕飯を作りながら「あれ、みりんがきれてる。ぽんちゃん、酒屋さんでみりん買ってきて」とか「カレー作ったはいいけど、福神漬けがなかったわ。大谷屋さんで福神漬け買ってきて」とか、一品か二品だけ、必要なものだけを買い足しに、そういう近所の小さな個人商店におつかいに行かされたものでした。大谷屋さんという近所のやたら雑多でぎっちぎちに食料品が置いてある色んなにおいのする小さなお店に「福神漬けくださ~い」と声を掛けると、ふにゃふにゃした顔でひしゃげた声のおじさんが出てきて、「福神漬けね。え~と・・・。はい、これ」とどこからか探してもってくる。どこに何があるか、おじさんじゃなきゃわからないお店。お客さんが自分で品物を選ぶ今の時代じゃ考えられないな。お金だって、店先にばねの下に吊り下げたザルの中に入ってて、おつりも代金もその中からじゃらじゃらと出し入れしてた。のどかな時代でした。町には人とおしゃべりと笑いがあり、そこに暮らす人たちの顔が見えたし、活気がありました。
 翌週の食材の注文を一週間分まとめて出して、届けてもらえて。しかも、あやしい食品は極力排除してくれている。昨今の事情を見ると生協の取り扱い商品も怪しいですが、それでも「まじめで由緒正しい食品」がほとんど(だと信じるしかない)です。便利な世の中だし、その便利さを享受していますが、猥雑で大雑把でいろいろなにおいや色や音がしたああいう時代は二度と来ないのだろうと思うとちょっとさびしい気もします。
 昨日の小学校の図書室に続き、郷愁にひたる日記になりました。

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出来事あれこれ」カテゴリの記事

コメント

商店街、やっぱり子供のころお使いに行ったよ。ママゴト用のかごをもってお豆腐屋さんに行ったりしたな。今はもう歯が欠けすぎて90歳のおばあちゃんくらいに1,2軒しか残っていないな。代りに飲食店ばかりが増え。幼い頃、トラックで移動して売りに来てた八百屋さんがこの商店街に店を構え、それこそ宙づりの籠にお金を入れていたのに、もう今は廃業、看板だけがかかったまま。八百屋さんの歴史を見てしまった。
生協の年末年始の2週間分の注文って悩むよね、大地時代からいやでした。でも最近は2日からお店が開いていたり年中無休のスーパーがあるから、買い忘れてもなんとかなるよね。世の中変わるわ~

投稿: Chicago Guy | 2008年12月18日 (木) 18時37分

お肉屋さん、八百屋さん、おもちゃ屋さん、昔は近所で買う店ってみんな決まっていたよね。
今ではコンビニなのかな、じいちゃんと孫の散歩先もコンビニ。

私も今週生協の注文が2週分です。面倒くさいし、年明けに食べるものなんてぜんぜん思いつかない。

投稿: ふくpi・おふう | 2008年12月18日 (木) 22時57分

わたしも、2週間分注文した派です。
でも、12月5回目はおせちの材料とか、お餅などです。
って、そんなこと、だれもきいてないか、、coldsweats01

わたしも、たぶん、ぽんすけさんと同じような理由から、生協利用していますが、そうすると、子供に買物の場を見せることが少なくなって、こんなところでも、今の子たちは、日常のこまごました生活の体験をすることが少なくなっているんだな、って思います。
わたしも、お水を張ったお鍋を持って、バス通りをわたって、お豆腐屋さんに行かされたなぁ。車に注意しながら、お水をこぼさないように歩くのって結構、大変でドキドキでした。
八百屋さんに行った時は、レタスとキャベツを間違えて買ってきて、やり直し!させられたり。
駅前のマーケットの裸電球の灯りと喧騒が、子供心にはちょっと怖いような感じがして、母のスカートの裾をギュッとつかんで歩いていた記憶もあります。

たしかに、便利で妙に小綺麗になった分、生活から漂ってくる匂いや音が消えていきましたね。

投稿: ヘッジホッグ | 2008年12月19日 (金) 01時04分

みなさん、全員生協使ってるのねえ!そうかあ~。確かにお店のブランドにかけて商品を選別してくれてるし、重いものまとめて家に配達してくれて・・・ほんとうに便利よね。

私も田舎育ちで、それなりに近所のお店にお使いに行きました。支払が「ツケ」だったから、金銭感覚が育たなかった気が・・・(苦笑)私の場合もお豆腐と、「お刺身(か焼き魚)5人前くださ~い!」とお魚やさんに行くのが恒例でした。

たしかにネットで買い物だけになると、こどもたちの世代はいろんな情報を得ないまま成長しちゃいそうで怖いね・・・。私たちの「ボウルをもってお豆腐を買いに行った」世代がそのあたりで最後でいなくなってるのね・・・。本当に時代って変わってしまったね・・・。

投稿: kero | 2008年12月19日 (金) 13時03分

Chicago guyさん
ママゴトの買い物籠ってところがChicago guyさんぽくていい(笑)。
私はほかの方と同様、ボウルかお鍋で水こぼさないように恐る恐るでした(笑)。嫌だったな~。
八百屋さんの栄枯盛衰、それはすごいね!
うん、歴史だよ!
でも、Chicago guyさんのご近所でそういう商店を営むのは本当に大変そうだよね。
「大地」はそれまで知らなかったけど、Chicago guyさんに教えてもらってから、我が家の周りを走るトラックに気づきました。


おふうさん
うちの母は結構お店選びに「マイブーム」がありましたよ。
最近お肉屋さんはあそこばっかりだなあ~とか。
しばらくそれが続くと何がきっかけで変わるのかわからないけど、別のお店が続いたり。
コンビニなんて、私たちの子どもの頃はなかったものね。
スーパーが本当に「スーパー」だったものね。
しかもそのスーパー内のお肉売り場も量り売りの対面販売しかなかったりしてたよ。
正月のことはあんまり考えてない、私。


ヘッジホックさん
ヘッジホックさんは、おせち、いっぱい作りそうですね!
ダンナの実家に行くと買ってきたおせちをお重に詰めるだけなんだけど、やっぱりうちで作るおせちが一番おいしいっていつも思います。
私はまだ親の手伝いするだけで、自分のおせちを作ったことがないのですが、いつか母の味を作りたいと思っています。
私が生協始めたのは義理の姉のすすめが断れなかったというのが一番の理由なのです。ポリポリ。
でも、生協を使うようになって、食べることや育てること、守ることなど色々考えるようになりました。
子どもの頃の買い物の記憶っていまだに生々しく思い出しますよね。
特にやっぱり失敗は大事件でした(笑)。
そういう経験、今の子どもはあまりできないのかな。
でも、今の子は私の子ども時代にはできなかった経験もきっとしていると思います。
今の子ってやさしい、って思うこと、多いし。
その時代なりの子ども時代、より中味の濃い経験ができるようにバックアップしてあげるのが、大人の役割ですね・・・。


keroさん
やっぱり子ども育てているお母さんたちにとっては生協は強い味方だと思います。
牛乳や卵やお米とか、決まりきったもの、重いものだけでも運んでもらえると楽だよね~。
そうか、keroさんちの方は「ツケ」がきいたのね。
すてきだわ!!!!
買うものがお刺身とか焼き魚ってところが、海の近い生活を思わせて、すごくうらやましいな。
TVで「初めてのおつかい」ってシリーズあるじゃない?
なんだかそういうシーンを想像しちゃいます。
keroさん、金銭感覚はちゃんと育ってるよ~!!

投稿: ぽんすけ | 2008年12月19日 (金) 15時09分

さらにコメントでごめんね。
うちの近所にあった豆腐屋さんは当時すでにプラスチックのぺかぺかの容器には入れてくれた気がするの。で、1丁分ちょうど入るサイズの買い物かごを持って行った、と。
当時マイバッグならぬマイかごを持ってお買いもの行きましたよね。ちょっとサザエさんちっく。ま、世代的にはちびまる子ちゃんですが。

投稿: Chicago Guy | 2008年12月19日 (金) 19時04分

Chicago guyさん
うんうん、わかってるよ!
いち早くパック詰めが売り出されるお店だったんだろうな~って、思ったよ!
ちなみに当時納豆がどんな包装だったか?多分経木か蝋引きしたような紙だったと思うけど、納豆を買うと練り辛子をたっぷり経木に包んでくっつけてくれたこと覚えてます。
そうそう、母はかごというよりは網のようなえんじ色のバッグを持っていきました。
スーパーもまだ紙袋に入れてくれて、マイバッグを持参しないと、紙袋を抱いて帰りました。重いものをいれると底が抜ける時代でした(笑)。

投稿: ぽんすけ | 2008年12月20日 (土) 15時46分

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