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梅の花

Photo 今日はそこまでやってきている春を感じるようなあたたかな日和です。世田谷の羽根木公園の梅祭りが始まったと新聞に出ていました。近所の小学校の校門前に掲示してある学校便りに載っていた校長先生のお話が「寒梅」という漢詩のお話でした。漢詩を見るなんて、高校の授業以来でした。横書きが変ですが、ご紹介。
 寒梅     新島襄
  庭上一寒梅
  笑侵風雪開
  不争又不力
  自占百花魁

寒梅   <新島 襄>

かんばい  <にいじま じょう>

庭上の 一寒梅 ていじょうの いちかんばい
笑って風雪を 侵して開く わらってふうせつを おかしてひらく
爭わず 又力めず あらそわず またつとめず
自ずから百花の 魁を占む

おのずからひゃっかの さきがけをしむ

意味は「庭先にある一本の早咲きの梅が、きびしい風や雪の寒さにもめげず笑うが如くに開いている。一番咲きを争うこともなく、また特に努力するでもないが、それでいてあらゆる花のさきがけとなって咲いている。まことに謙虚な姿であり人もこうありたいものである。」ということだそうです。

ちょっと心に留まりました。子どもの頃は華やかに咲き誇る桜をきれいには思っても、地味な梅を大人はなぜ愛でるのかと思ったものです。おばあちゃんはこの時期、いつもどこかの梅園に梅を見に行っていました。私もここ数年、梅の花もきれいだと思うようになりました。小さい頃は、しいていうなら「潔い白い梅がいい。濃いピンクは嫌い」だったのですが、今はむしろ、どちらかと言えば紅梅が好きになったかもしれません。もちろん紅梅・白梅、どちらも揃って咲いていれば最高です。年をとったのですね、やっぱり。でも、そうやって心に留まるもの、美しいと思うものが増えるならば、年をとることもいいことだと思いました。

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コメント

漢詩を横書きで見るのは初めてですね~縦でもここ何十年も見てないですけど・・・。
まだまだ寒いけど、それでも花を咲かせるのは、日照時間を読んでいるのでしょうねえ、あ、理科になっちゃった。
1本の梅の木もいいけど、梅園の梅梅梅もいいなあ、おばあちゃんは風雅だったんですねえ。

投稿: Chicago Guy | 2009年2月11日 (水) 00時06分

わたし、渋好み、というか、年よりくさかったのかなぁ。
じつは、昔から梅が大好きですよ。
もちろん、桜もすきですが、梅の方がいい。
香りが良いのと、やはり春にさきがけて咲くのが、まだ寒い中、でも、もうすぐ新しい事がはじまるよ、と言ってくれてるみたいで。

大学の謝恩会の時に、ゼミの先生が学生からの謝辞の返礼としてスピーチに、たしか、井上靖(?だったかな?)の詩をよんでらして、その中の一節に

桜のように誇らしげでなく、ひそやかに、楚々として咲くのがいい、
一斉にさくのでなく、一輪づつさいてくるのがいい、

みたいなのが、ありました。(いい加減でごめんなさい)
その時、ちょうど、成人式に作ってもらったものの、他に着る機会がないからと着ていた、振袖の柄が梅の花だったので、余計、印象に残ってます。

明日あたり、羽根木公園にでも行こうとおもってたのですが、なんか、お天気怪しそうですね。

投稿: ヘッジホッグ | 2009年2月11日 (水) 00時29分

Chicago guyさん
横書きってやっぱ変よね(笑)。
久しぶりにレ点とか一とか二(なんていう記号だかも忘れた・・・)のついた文も読んで、「あ~、そうだそうだ、そうやって読むんだった」って思い出したよ。
おばあちゃんはなんていっても、普段でもまだ着物を着るような世代だったからね。
懐かしいよ。


ヘッジホックさん
若い頃から梅の魅力がわかるってすごいです~。
でも、ヘッジホックさんなら、うんうん、わかる気がします!
まだまだ色の少ない冬景色、梅の花のうれしいこと。
物も少なく、今よりきっとずっと寒かった昔の人はなおさらだったのだと思います。
成人式のお着物が梅の花の柄だったんですね。
大事な振袖、是非是非お嬢さんに着せてあげてください!
お母さんの着物を着られる方、たまにいますよ。
娘のためにきちんと着物を残してあげる母の気持ちも、それを着てくれる娘の心も、すてきだなあって思います。

投稿: ぽんすけ | 2009年2月11日 (水) 11時35分

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