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タイムトリップときわ台

 新婚時代に住んでいた町、板橋区・常盤台。住居表示は「常盤台」ですが、東武東上線の駅名は「ときわ台」。私にとって初めての転居、生まれ育った町からの巣立ち。たったの2年とちょっとだったけど、私の生まれ育った町(そして今も暮らしている町)とはちょっと趣きの違う、静かな住宅地。私鉄の線路沿いの町。親元を離れてふたりの暮らしが始まる高揚感(ちなみに婚姻届提出の際に、ふたりの本籍を常盤台の住所にしました。今ならしなかったでしょうが、当時は「ここから私たちの新しい人生が始まる!」と意気込んでの本籍地でした・笑)、知らない町に暮らすワクワク感でいっぱいでした。

連休の中日、仕事を終えてから、思い立って店を早じまいして、久しぶりにときわ台を訪ねてみました。うちからバス1本で南常盤台に行けるので、気楽なのです。こちらに越してからも、時折ときわ台が懐かしくなり、数年に一度くらい、ぶらり「里帰り」さんぽに行っています。

東武東上線ときわ台駅は北口が表玄関。
以下、常盤台の歴史をウィキペディアから引用します。

北口側には、1935年(昭和10年)に東武鉄道が沿線の開発事業の一環として宅地の分譲開発を初めて行った「常盤台住宅地」が広がっている。沿線開発の先輩格である田園調布を模して設計された中にも、田園調布とは異なる道路網やクルドサックやロードベイといった独特な町並みを持っており、当時の理想的な住宅地の開発を目指した。周辺道路との接続がよくなかったことや、加えて分譲直後に日中戦争・太平洋戦争といった混乱の時期を迎えたが、それでもなお昭和初期の面影を残す美しい住宅地といえる。

ときわ台は、ちょっとハイソな感じの町なのです。しかし、私たちが暮らしていたのは、南口。ときわ台駅南口はこんな感じ(笑)。
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思い切り庶民的です。20年前と雰囲気はまったく変わっていません。昼ごはんを食べずに飛び出してきたので、まずは腹ごしらえ。駅を出て右手に続くこちゃこちゃした飲み屋街もかつて毎日のように歩いた道。懐かしい道をたどっていると、いい感じのイタリアンのお店発見(昔はなかった)。値段もお手頃、ここでランチしま~す。
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Photo_6ランチはパスタにサラダ、パン、ドリンク付き。 私は新たな味を開拓したくて、「きのこと刻みネギの信州味噌クリームパスタ」、ダンナは「梅としらすと青じそのパスタ」。すんご~く美味しかった~!味噌クリームと言っても、味噌はほんの隠し味。きのこと一緒に和えてある鶏のひき肉に味噌の味がついていて、アクセントになっています。きのこ(しめじとしいたけ)の濃厚な香りとうまみ、新鮮な青ネギが、生クリームと渾然一体となって・・・ああ、絶品でした(ここ何年か食べたパスタの中で一番といっても過言でない)。夜もよさそう。ときわ台南口、バルカローラさんでした。

思いもかけぬ場所で、一人1000円もしないで、絶品パスタランチを満喫して、懐かしい町、というか、懐かしい道をぶらぶら。

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駅前の飲み屋通りを抜けると、雰囲気は一変、静かな住宅地が広がっています。

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たまの贅沢でコーヒーを飲みに行った喫茶店カムイは健在。ほっとします。

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マンションを紹介してくれたT不動産はなくなっていて、洋服と雑貨のお店になっていました。おじさん、死んじゃったのかな。

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通りは車も人もたまに通るくらい、本当に静かな町です。高い建物もなく、見上げる空が広い。そういう静けさが好きでした。

駅から徒歩10分、私の本籍地(笑)、かつて住んでいたマンション、変わらぬ姿でした。
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初めてのマンション暮らし。ときわ台の不動産屋さん3軒(すべてすでになくなっていました)を回って紹介してもらった3つの物件のうち、ここだけ即座に気に入りました。当初は、1階のちょっと変わった間取りの部屋が空いていて、そこでも良かったのですが、「2階の別の間取りの部屋が多分もうすぐ空くと思うよ」とT不動産さんのおじさんに教えてもらって、空くのを待って入居しました(結婚前、ちょっとの間先にダンナが暮らしてました)。新しくはないけれど、手入れが行き届いていて、とても気に入っていた住まいでした。2階の奥、小さな裏庭の緑をのぞむ部屋。部屋の窓から裏庭の緑が見えて、隣の大家さんのレンガ色の豪邸が見えて。それが決め手だったなあ。通りに面していない奥だってのに、洗濯して干していた下着を盗まれて、駅前の交番に相談に行ったこともあったっけ(笑)。入り口を入ってポストの場所に行くと、昔と変わらないにおいがしました。
 下世話な興味がわいて、現在の家賃相場を調べてみました。案の定安くなっています。2割ほど下がっていました。

タイムトリップ里帰りさんぽの話は明日に続く。

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コメント

連休中日、ちょうど雨があがったころね。仕事離れて息抜きができたのね。よかったねー。
センチメンタルジャーニー~本籍地訪問編~だわね!
変わったもの、変わらずあるもの、年数がたてば様々だけど、「あの頃」を思い出してちょっときゅんとする時間って、忙しいときは栄養剤になってくれると思うな。
私も武蔵野市内にある5箇所の「元我が家」見に行きたくなりました~。続きも楽しみです。

投稿: kero | 2010年10月12日 (火) 16時53分

大学が東上線沿線にあったので、ときわ台の駅は使っていました。うちからもバス一本で行けたからね(*^-^)
基本的には池袋周りで電車で通ってたんだけど、四年になって授業も少なくなったらずっとバスで行ってたような気がします。
バス停降りると「犬や」があって。(ペットショップともいう)

お店はあまり使ってないと思いますが、図書館にはよく行ったかな。駅の靴屋は今でもあるんですね。買ったことあると思う。
魔が差して環七沿いに歩いて帰ったこともありました。空気悪くてちょっと後悔した。

投稿: U-MAA | 2010年10月12日 (火) 23時20分

keroさん
「休みたい~。せめて仕事離れて数時間でいいからどこか行きたい~」って、無理やりぶっちぎりました(笑)。
好きな町、落ち着く町です。
刺激のないところが私向きです(笑)。
たった1度の転居でもあれだけの思いがあるのだから、5回もの転居はさぞかしたくさんの思い出をしょっているでしょう。
引越しは今後もないだろうだけに、あこがれます(笑)。


U-MAA さん
U-MAA さんとも縁があったんですね!!
U-MAA さんとは何かと行動範囲が似ているかもしれません(笑)。
バス停降りてすぐの犬屋さん(私も犬屋って言いますよ・笑)って一つ前のバス停ですか?
あそこらへんにあった犬屋はなくなっていました。
中央図書館、前を何度か通りましたが、あの頃は本を読むってことを忘れていた頃で、入ったことはなし。
書道美術館ってのには行きました。
靴流通センターも健在(笑)。
環七、歩いちゃいかんです(笑)、といいつつ、私も自転車でたまに走ることも・・・。
U-MAA さんにとっても、懐かしい町なんですね。

投稿: ぽんすけ | 2010年10月13日 (水) 16時04分

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