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焦る

 「年をとるのも悪くない」と思うのは、「私は私」と思えるようになって、若い頃のように過剰な自意識に悩まされることがなくなったから。不安ばかりだった仕事のことも、ようやく一応無難にこなせることが多くなって安心したのもつかの間、相変わらずできないこと、避けていることを時折痛切に自覚する。挑戦を避け、自分のできる範囲、余裕の持てる範囲で、誠意を持ってゆっくりと進む、そういうささやかな幸せを志向したっていいじゃないか、ごく凡庸な生き方が私らしいのだ、と思うけれど、「『落ち着いてよかった』で終わっていいのか。これでいいのか」と焦る日もある。私の周りの人々は、チャレンジングな人がたくさんいる。その中にあって、時折私は自分の小ささや怠けを痛感します。今読んでいる小説の中の言葉にあったけど、「やればできる」と思っている人の大半は、「やることができない」人なのです。ようやく日々の自分が楽になったのなら、少しは新しい挑戦をしなければいけませんね・・・。

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胸のうち」カテゴリの記事

コメント

ここで書かれているぽんすけさんの日常のあれこれだって、
私からみたら、「がんばらねば」と刺激受ける事、多いのです。
たまに、「隣の芝生」を眺めてため息ついたり、焦ったりが人間なのよ。
(グッディとか絶対他の子うらやましがったりしないもんね・・・
いや・・たまに、おやつをもらってる子をうらやましげに眺めるけど!)

そうして悩むことが適度にあるほうが、成長する伸びしろがあると思います。
私なんてたまに「◎◎を子供の頃から続けてたら今ごろは、
世に名が知られるくらいになったかな?」なんてとぼけた事を思うけど、
そんなの、やっぱり「できない」から今の私なんだよねー(苦笑)
ま、そんな自分にあきれつつつきあってくしかないのですねえ。。

投稿: kero | 2010年10月29日 (金) 11時08分

keroさん
どうもありがとう。
日々の暮らしの中で、私は自分で考えても、おそらく外から見ても、怠け者というわけではないと思います。
ただ、日々のせわしさに流されて、挑戦したほうがいいことを後回しにしたり、できないことを正当化していることもわかっています。
たまに、こうやって自分の足りないところを思い知らされながら、あせらずゆっくりでいいから、歩を進めようと思います。
すぐにはできないだろうけど、ちょっとずつならできるかもしれない。

投稿: ぽんすけ | 2010年10月29日 (金) 16時43分

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