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福島のこと

 福島県にはダンナか私が毎年何度か仕事で訪れていましたが、今回の地震で、今年の福島での仕事予定はすべて無くなりました。お世話になっていた宿舎は、避難地域のぎりぎり圏外で、県内の避難地域の方々の一時避難所になっているそうです。地震後、宿舎の方に連絡をしましたが、皆さん無事で、最近は物資も届いているので、特に送って欲しいものは今のところないよ、大丈夫だよ、とのことでした。
 仕事で浪江町大堀地区の名産品である「相馬焼」の窯元に何度か行きましたが、その折りに「おみやげに」といただいた色違いのマグカップ。今回の地震で難を逃れ、割れませんでした。
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細かい青ひびと、「走り駒」の絵が特徴。
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このマグカップには、カップの底に「走り駒」が描かれていました。
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お世話になったのは、明月窯さん。ご主人は東京に出ている息子さんのところに身を寄せているそうです。一日も早く帰って、器を作りたいだろうなと思います。そのほかにも、何度か訪れたアクアマリンふくしまの魚たちがほとんど死んでしまったことは、非常にショックでした。飼育員をはじめ、何とか助けようと尽力された水族館の関係者の方々の無念を思うと、本当に辛いです。一部の魚、海鳥や海獣たちが避難できたことが救いです。鴨川シーワールドに避難中のゴマフアザラシには、赤ちゃんが生まれたそうです。そんな明るいニュースもあります!
 お世話になった人懐こい人達の笑顔を思い出すたび、悲しくなります。一日も早く、平和な日常が戻ってくることを祈らずにはいられません。

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出来事あれこれ」カテゴリの記事

コメント

今日、鉄腕ダッシュをみて、ダッシュ村が浪江町にあったことをはっきり知りました。テレビを通してでも、慣れ親しんでいた風景の今の状況を想像するだけでつらくなります。何度も訪れた場所であればなおさらですね。

鴨川シーワールドのゴマフアザラシの赤ちゃん、テレビでみました。命をつなぐものがひとつでも増えて欲しいね。

投稿: kero | 2011年4月24日 (日) 22時22分

dog今日も機械人間のように散歩や、もろもろと始まりました。
焼き物や墨絵、木彫り等々に私は癒されます。ぬくもりがあるからでしょうか?
フィクションの世界に入れず、現実主義の私には(そのわりに川上弘美の’蛇を踏む’は好きでしたが)プロセスよりも結論を急ぐタイプで周りを理解できない迷惑?な存在かもしれません。が、身体は「ちょっと待てよ」と素朴なぬくもりに時間を停めさせてくれます・・
割れてしまった焼き物の映像は心が痛みます。
 原発被害は信じられないほど長いものかもしれないけれど、人間は生きています。必ず、人は再生の道を歩むと信じています。

投稿: ルナまま | 2011年4月25日 (月) 09時41分

keroさん
ちょうど、昨夜はダッシュでも初めて所在地を明かしたね(今朝の朝刊にも出てた)。
あのあたりは、とりたてて目玉という観光地もなく、ただ自然がいっぱいの地味で静かな農村地で、地震や原発事故がなければ、全国区で地名を知られることもなかった地域だと思います。
事故後、新聞やテレビでその地名を見聞きすると、なんだか別の場所のような気がします。
蛍やカエル、大きな蛾もたくさんいて、本当に自然がいっぱいだったのに。
地元のおじいちゃんやおばあちゃんに、わら細工ももらいました。
鍋敷き、今も愛用しています。
日に焼けてしわくちゃの、人懐こい笑顔を思い浮かべてます。
お世話になった名月窯のご主人、ダッシュ村にも深くかかわっています。
来週お顔が出ると思います。
アザラシの赤ちゃん、うれしいよね。
いつかまた、頭数が増えて福島に戻れる日がくることを祈らずにはいられません。

投稿: ぽんすけ | 2011年4月25日 (月) 10時34分

ルナままさん
夜ふとんに入って、あっという間に朝が来て、また始まる。
毎日その繰り返しですよね。
それでも、そんなことがとても幸せだと気付かされます。
陶芸も音楽も芸術も、暮らしに直接必要というものではないけれど、なければなんと味気ないものか。
すぐにはどうにもならなくても、とりあえず少しでも前進する努力があれば、時間が色々なことを可能にしてくれるような気がします。
忍耐が必要だけれど。
けれど、時間がない!悠長なことを言ってられない!そういうこともたくさんあって、世の中難しすぎです。
蛇を踏む、未読です。
この次あたり、読んでみよう。

投稿: ぽんすけ | 2011年4月25日 (月) 11時02分

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