お別れは悲しい

Photo 仕事が一息ついた時や少し余裕のある時のあささんの帰り道、ウィルとたまに立ち寄るコーヒー焙煎工場のコーヒー屋さん。オーナーがウィルより2まわりくらい小さめのビーグルのエメちゃん(♀)を飼っていて、行くとひとしきりスタッフの皆さんとウィルを囲んで話に花が咲くのです。エメちゃんは、とってもかわいい顔をした女の子だけどおそろしく気が強くて、ウィルは全然近寄らせてもらえませんでしたが。
 夏の暑さの厳しい時期は、毎朝あささんが6時過ぎだったので、お店に立ち寄る機会もなかったのですが、久しぶりにお店に立ち寄りました。・・・エメちゃんが、つい先日亡くなっていました。あと一週間で11歳でした。リンパ腫だったそうです。2ヶ月ほど前、両後ろ足の付け根付近に赤いできものを発見したのが最初で、獣医さんに行ったら「散歩中に虫に刺されたようなことはありませんか?」と言われ、様子を見るように言われたそうですが、それから間もなく、今度は首の付け根付近にしこりができ、嫌な予感がして再度病院に行ったら、「もしかしたら、と思っていたけれど」と、リンパ腫であることを告げられたそうです。手術するのは、11歳間近のエメちゃんへの負担が大きく、すでにガン細胞は全身にまわっているので手術効果も限定的ということ、延命のための先端の医療を受けたいのなら、大学病院も紹介すると言われたけれど、いずれにしても頻繁に慣れない大学病院に通院することになり、悩んだ末、エメちゃんに異常な負担がかからないように、できるだけ楽しく変わらぬ日常を送り、ここでできることをして皆で看取ろうということにしたそうです。余命は3ヶ月と言われたそうです。首の腫瘍は日に日に大きくなり、そのうちに声をあげることもできなくなり、固形のごはんを食べることも困難になったそうです。亡くなったのは、20日土曜日の午前中、家族みんなで甲子園の決勝を見ていたとき、家族に囲まれながら、静かに息を引き取ったそうです。その前日あたりから、水も飲めなくなっていて、そろそろお迎えが近いと覚悟はできていたそうです。
 お店の奥のプライベートルームに置いてあったエメちゃんの犬小屋には、白いりんどうが飾られていました。主のいないひっそりとした犬小屋のなんとさみしいこと・・・。涙が溢れてとまりませんでした。
 エメちゃんは、三太と同じ動物霊園に入るそうです(四十九日まで、お骨はおうちに置いておくそうです)。きっと三太たち先達と一緒に、天国を駆け回ってるだろうな。さようなら、エメちゃん。あんなに愛情豊かなに人達に囲まれて暮らせて、最後まで本当に幸せだったろうと思います。あなたと会えてよかった。お別れは、本当に辛い。

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真夏の花・まさか我が家で・7月も終わり

Photo あささんで。花盛りの槿(むくげ)。芙蓉や百日紅も花盛り。
Photo_2 ベランダのバジルの花。シソの仲間だから、花も似てる。白くてかわいい花です。花が咲くと、茎が硬くなって、葉も小さくなっちゃう。
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 ダンナが写メを送ってきた。出張先の宿で飼われているビーグルのクッキー。外飼いで、やたら吠える。写真を見ると、吠えながらも尻尾をブンブン振ってて、笑える(笑)。12歳くらい。こいつと出会った頃には、我が家でも同じビーグルを飼うなんて、想像をしたこともなかった。ちなみに、別のもう一軒の定宿にはアメリカン・コッカー・スパニエルがいます。

今日で7月も終わりかあ・・・。特に20日頃までは仕事に追われ、飛ぶように過ぎていったけど、21日からダンナが長期出張に出てからは、時間の流れがゆるい。この10日間はすごく長かった。店番も、今の時期は来客も電話も少なくて、ほっとします。普段は電話も、来客も、こなさなきゃならない仕事も山積・・・でキリキリするので、こういう時期もなければ。しばしの間ですが、充電のシーズンです。

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動物愛護週間

Photo_4  9月20日から26日までの動物愛護週間に伴って、昨夜TVのニュース番組で動物愛護センターに持ち込まれた飼育放棄犬の末路の映像を見ました。部屋というより小さな箱のようなガス室に徐々に誘導させられ扉が閉まる。何が起こるのかわからず、どの子もみんな不安な表情をしている。係員の「二酸化炭素ガス、注入します」という声とボタンを押す指の映像、苦しみながらあばれ、悲鳴をあげる犬たちの姿。間もなく犬たちは静かになり動かなくなる。孫を連れ、「いつも悪いね」と悪びれもせず、飼い犬の避妊手術もせず生まれた子犬をまるで粗大ごみのように1頭2000円の処理費用を払って帰っていくおじいさん。涙が止まりませんでした。でも、辛いから見なければ良かったとは思わない。好きだからこそ、彼らの悲惨な現実を知るべきではないかと思います。

Photo_2  全国で年間数十万匹の犬や猫が殺処分されています。犬や猫を飼いたいと思う人は、ペットショップやブリーダーから犬を買うだけではなく、そのように飼育放棄された犬や猫を譲り受けるという選択肢を是非検討して欲しいと思います。悲惨なペット産業を助長させないためにも。
 先代ワンコの三太は親戚のうちで交配させ生まれ、譲り受けた柴犬でした。三太を飼う事を通じて、もともと大好きだった犬や生き物に対する愛情はさらに増して、「もし次にわんこを飼うことがあるのなら、ペットショップで買うのではなく、身寄りをなくしたわんこをもらいたい」と思うようになりました。そうしてめぐりあったのが当時推定1歳のウィルでした。当初はあれこれ問題行動も多く、私も家族も何度も噛まれ、大変な時期が続きましたが、今は人間を信用して、すっかり穏やかな子になりました。
Photo_5  飼育放棄犬を保護したボランティアさんは、里親希望者に安易に犬を譲りません。その家族が犬を飼い続けられる環境にあるのかどうかをチェックして、必ず犬に会わせて、場合によって本譲渡の前にトライアル期間を設けます。犬を人間の勝手で振り回す悲劇が二度と起こらないように、里親希者には熟考を求め、慎重さを要求します。「お試し期間」なんて、ペットショップにはありませんよね。 ボランティアさんの態度は厳しいようだけど、別の視点で見れば、トライPhoto_8アル期間中に「私たちの手におえないかもしれない」と観念した場合はボランティアさんに、もう一度里親募集をしてもらうことができるわけですから、ある意味とても親切ということもできると思います。実際、私たちもトライアルを経験した時、ボランティアさんから「ご無理なようでしたら、ちゃんと言ってくださいね。大丈夫ですから」と言われました。
 サイドバーに、私がウィルと出会う扉になった「里親募集」(私も友達のブログのサイドバーから入りました)と、「犬の十戒」のリンクをはりました。出会いがありますように!

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おみやげ

 出張の帰り道、海ほたるにずら~っと並ぶガチャガチャの中で見つけたHACHI根付とアマガエルマグネット・ストラップのガチャガチャ(1回200円)。おばさんは「欲しい!」という衝動を抑えられなかったよ~(笑)。どっちも二回ずつやって、欲しかったものが出たのでよかったっす。このガチャガチャの当たり(欲しかったのが出た)と出張先のお天気に恵まれたことでこの夏の運を使い果たしていなければいいけど・・・(汗)。HACHI根付は「子犬のHACHI」と「信頼のポーズ」。今日の新聞の見開き広告で明日から公開の「HACHI・約束の犬」の特集が出てたけど、すごく観たくなっちゃった。HACHI役の秋田犬がすごくかわいいんだもん(リチャード・ギアも好きだし)。犬って本当にかわいいなあ。最近はめっきり「垂れ耳」に慣れてしまったけど、立ち耳もやっぱりかわいいや。アマガエルのマグネットはすごく精巧に出来てて、これまたすごくかわいい。このまま田んぼの稲や石の上にでもくっつければ、まるっきり本物みたい。カエルもかわいい~。
 じじばばには枇杷ジャム(これ、おいしいんですよ!)をあげました。
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アーツ&クラフツ展・ラッキーな日

Photo 思い立って気になってい「生活と芸術~アーツ&クラフツ展」ウィリアム・モリスから民芸まで(於;東京都美術館・1/29~4/5)を観に行った。雨の降る上野はさすがにいつもより人が少なかった。絵画の展覧会と違って展示自体は地味な感じだけど、モリスの大きな刺繍のタペストリー「森」や、ロセッティの「聖ゲオルギウス伝ステンドグラス、モリスとロセッティの共同の別荘「ケルムスコット・マナー」の再現展示、柳宗悦らが建てた民芸の原点「三国荘」の再現展示などが見ごたえがあった。日本の民芸って世界に誇れるなあとしみじみ。
 「用の美」という言葉が好き。豪華じゃないけど、力強くて、あったかみがあって、作った人の思いが伝わってきて、生活感があって、使っていると楽しくいい気分になる。そういうものに囲まれて暮らすっていいなあ。展示されているこまごました愛しいカタチや色をした工芸品を眺めながら、思った。学生時代からずっと一度行ってみたいと思いつつ、今まで一度も行かずじまいの日本民藝館にも今度こそ行こうと思ったのでした。
Photo_3 Photo_4 せっかく近くに来たのだから、と入場料を払わなくても入れる科博のミュージアムショップでガチャガチャをする。今度こそ、ハチ公フィギュアが出ますように!と念じながら(笑)!そして、私の念が通じた!一回目でハチ公ゲット!!わ~い、ついている。もう一度やろうかとも思ったけど、あまり欲をかくのもなんなのでやめた。しかしうれしいな~Photo_5、ハチ公。すごくよく出来ている。ちゃ~んと肛門までポチっとついていて(笑)。うふふ、飾ろう。
そして、新宿に出て、仕事の買い物を一つと修理に出していた先代コンパクトデジカメを引き取りに行く。修理代金が見積もりでは13,755円だったけど、パーツの交換が少なくすんで8,673円ですんだ。やった~、またもラッキーでした。何より、また支障なく写せるようになったのが超うれしいです。帰りにお昼用にパンを買って、コンパクトに楽しむ半日の散歩終了。楽しかった~。午後は仕事がはかどりました。やっぱりリフレッシュできる余裕があるっていいなあ。いつもこうだといいなあ。でも、そうはいかないんだよね~。

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テオのパパ、安らかに

今日のあささんで、とても久しぶりにゴールデンレトリーバーのテオ(11歳)に会った。私には初対面の奥様が連れていた。テオは私が通っていたスポーツクラブの近所の、大きくはないけれど、建て替えてまだ年数の浅いちょっと瀟洒でお金持ちっぽいお宅の愛犬だった。私がジムに通っていた時間によくだんな様が玄関先の階段に腰をかけ、新聞を読みながら、老犬のテオはおとなしくだんな様のそばで家の前を行く人たちを眺めている姿がほほえましくて、いつしか声をかけるようになった。11歳ともう若くはないテオのために建て直したその家は、テオが住みやすいような工夫をあちこちしたそうで、エレベーターもあると言っていた。ご夫婦にはお子さんがいないということで、「息子代わりで、もうかわいくてねえ」と目を細めて、テオを撫でていた。子どももいなくて、当時は年老いた三太がいたから、何だか重なることが多くて、おじさんの気持ちがよくわかった。
 ウィルが来て、ここに連れてきたくて、何度も通ったけど、最近は全然出会えなかった。冬で寒いからそんなに外に出てることもないよな、とか、テオ、もしかして死んじゃったのかな、とか考えながら。
 今朝、初めて会った奥様から、だんな様は去年の8月に亡くなったということを聞いた。私は多分直前に会っていたと思う。病気の様子もなく、元気に、「逗子にヨットを持ってるんだけど、まったくそれがお金がかかるんだよ」とヨット雑誌に載った写真を見せてくれながら話してくれたのを思い出した。脳出血で急に逝ってしまったんだそうだ。三太と同じ8月か。これも偶然ではない気がして。
 テオの体調を心配して、月に一度は獣医さんでテオの体調チェックをしているといってたおじさん。自分のチェックはしていなかなったのかな。日に焼けて、お金もたっぷりありそうで、それだからこその余裕や人懐こさや懐深さがあって、やさしい身も心も健康そうなおじさんだったので、奥さんの言葉がにわかに飲み込めず、絶句してしまった。
 きっとだんな様とテオを比べれば、テオの方が年寄りだったのに、本当におじさんの人生は突然に幕を下ろしちゃったんだな。パパっ子だったテオと、残された奥様のこれからを祈らずにはいられないです。奥様は昼間はお勤めなので、テオは一人でお留守番をしているそう。さびしいだろうけど、がんばれ、テオ。
 お金持ちということがどうやってもわかってしまうおじさんの話を聞いていて、奥様はいったいどんな人なんだろう?と思っていたけれど、だんな様よりはひとまわり以上若そうな、地味で知的で聡明な感じの人だった。ああ、こういうすてきな奥様がおじさんを支えていたんだな、と思った。
 テオのお父さん、早く逝ってしまって悲しいです。ウィルに会って欲しかったです。残されたテオを奥様を守ってあげてください。安らかにお眠りください。

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初めてのご挨拶×2

 昨日の午後、里親の申し込みをしたわんこに会いに行きました。この子は飼い主から捨てられ、本所の東京都動物愛護センターに収容されていたのですが、今回里親探しの窓口になっている愛護団体が引き出したわんこです。「お見合い」の場所は、現在のわんこの住まいの近くのカフェのテラスです。どきどきしながら、指定された待ち合わせのカフェを探していると・・・、いました!まだ若い仮ママさんとパソコンの画面でしか見たことのない、けれどしっかり頭にインプットされているわんこが!
 わんこは想像通りやんちゃ坊主でした。そして、もっといかついと思っていた顔は思ったよりハンサムでした(笑)。私たちを見るなりうれしそうに飛びついてきてくれました。でも、一通り私たちへのご挨拶が終わると、あとは仮ママさんべったりでした(笑)。お茶をしながら仮ママとわんこと遊んで、その後近所を散歩させてもらいました。「ひきが強い」と言われていたのですが、三太の若い頃と同等か、それよりはマシかも(笑)。ひとつ問題があるとすれば、甘噛み。子犬にありがちなクセですが、ちょっとフラストレーションがたまったり甘えたくなると噛むのです。もちろん本気で噛むわけではないのですが、遊びでもしっかりした歯とあごで噛まれるのは結構痛いです。考えてみれば三太も最初のうちはやっていました。私は泣かされたこともありました。これからのしつけによるだろうな。やんちゃ盛りが過ぎてもう少し落ち着いてくれば大丈夫だと思っています。私はダンナがこの子をどう思うか心配でしたが、ダンナは気に入ったようでした。三太とはまったくタイプの違う子なので、三太とダブらなくていいのかもしれません。私は思ったよりでっかいのと、力が有り余っているわんこの様子にちょっと不安でしたが、ダンナがその不安を吹き飛ばしてくれました。来週末、このわんこをスタッフと仮ママさんと共にうちに届けてくれる運びとなりました。1週間ほどのトライアルの開始です。良ければそのまま引き取ることになりました。来週末までまたドキドキが続きますね。

 帰り道、ほのかえるさんのおうちのすぐ近くを通ったので、ダメもとで連絡をしたら、だんなさまのかわうそさんと愛犬のブランと落ち合うことが出来ました!突然だったのに、本当にうれしかったです。ほのかえるさんとかわうそさんとは9月末のほのかえるさんの個展以来、ジャーマンポインターのブランには初めて会います。いつもほのかえるさんのHPからかわいいブランの表情に癒されていたので、本物のブランに会えて超カンゲキしました。日が落ちて暗かったのが残念だけど・・・。でも、会えた時はしっぽをブンブン振って体全体で私たちを歓迎してくれてすごくうれしかったです。そのあとあっという間に飽きられてしまいましたが・・・。8歳というのにものすごく元気で、ノーブルな毛色がすてきでした。今度は新しい「家族」を連れて会いにいけたら、と思っています。
 なんだかものすごく充実した一日でした。
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新しい絆を求めて

 三太が亡くなって、約16年ぶりに始まった犬のいない生活。それはとっても気ままで楽ちんだけど、犬のいる暮らしが当たり前になっていた私たちには何かが足りない日々です。無邪気に甘えてくれる犬、全身で親愛の情を示してくれる犬がいる暮らしが、夫婦二人暮らしの私たちにとってどんなに幸せなものだったか。三太がいなくなってそんなに経っていないのに、次の犬を探すことを後ろめたく思いながら、「やっぱり犬がほしい!」という気持ちはどうしようもなく湧いてきてしまう私でした。新しい犬を手に入れる方法は色々あるし、犬に求めるもの、考え方も人それぞれだけど、次に飼うなら、「人間の身勝手な気持ちや行動から、不本意な境遇に置かれる羽目になったわんこを」と決めていました。三太の四十九日を終えると、抑えていた気持ちがせきを切ってあふれ、私を行動にかりたてました。そして、一匹、どうしても気になるわんこを見つけました。秋は仕事が忙しく、次の犬を迎えるなら、仕事の落ち着く真冬になってからがいいかな、と漠然と考えていましたが、手を差し伸べられるのを待っているわんこを考えると、迎えたい気持ちがあるのなら早い方がいい、と思うのでした。先日、父や母にも相談して、その子の里親に応募しました。そして昨日の夜、現在のわんこの仮ママから待望の連絡がありました。週末にでもわんこに会いに行き、本当に引き取りたいという気持ちがかたまったら、約1週間のトライアル期間を経て、正式な譲渡になります。新しい犬を迎えるのは、やっぱり少し不安です。お互いに慣れるまで最初は大変だと思うと、これも賭けだな、と思うけど、それ以上に犬との暮らしは私たちには魅力的です。今回の縁が本物か、まだわからないけど、次に向かって一歩踏み出した私たちです。三太もきっと私たちの決意を喜んでくれる、「やっぱりぼくたち犬がいないと、パパもママもジイジもバアバもダメなんだね!いよいよボクの弟が来るのかな」と思って許してくれるのでは、と勝手に思っています。

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手白沢のクロ

 手白澤温泉の看板犬のクロ(黒柴)。宿のおばあちゃんの話によると御年7歳(くらいかな、とのこと)。手白澤温泉のホームページに5歳の頃のクロの写真のページがあるんだけど、その頃よりちょっと太めになっていました。お客様からごちそうをもらってしまって、太っちゃったんだそうです。部屋の座卓の上にも「クロにえさをあげないでください」というカードが置いてありました。人気者は辛いよね、クロ。
 この子は私たちが車を置いた女夫渕までお客様をお迎えに行ったり、お送りに行くこともあるそうです。年をとった最近はめっきりそういうことも減ったそうだけど、それでも、ないわけじゃないらしい。女夫渕から人間の早い人で2時間の山道。すごいなあ。
クロの「自分の場所」は玄関奥の座布団の上。よくここで寝ていました。玄関の靴箱には温泉を通したパイプが通っています。雨や雪で濡れた靴もこのパイプの上に乗せておけば、気持ちよく乾くわけです。クロはこのあたたかいパイプの上が大好きなようで、パイプの上でごろんと横になり、気持ち良さそうに眠っていました(笑)。また、玄関から上には上がらないようにしっかりしつけてあります(小さい時、雷に怯えて、一度だけ上がってきてしまったことがあるそうですが、その時ちゃんと言い聞かせたので、今は大丈夫だそうです)。ごはんは夕飯一回。お客様の夕食が終ってからと決まっているそうです。私たちが夕飯を終えて、玄関に行くと、フロントの方に向かってじ~っとごはんを待っていました。「まだですか?待ってます」と訴える真剣なまなざしがとってもかわいい。お水は玄関のすぐ外の新鮮でおいしい湧き水を自由に飲んでいます。贅沢です。おしっこも湧き水の流れ落ちる側溝の下の方でしていました。水洗トイレ(笑)。
 館内にはあちこちにクロの写真がはってありました。ご主人さまとそのご家族はもちろん、宿を訪れるお客様から愛されるクロです。
 クロの存在は、今回の旅行先の決め手の一つでもありました。三太を思い出しながら、クロに遊んでもらいました。本当にずいぶんと和ませてもらいました。おとなしく、人見知りをしない(うちの三太とそこが違う・笑)、やさしいいい子でした。また会いに行くまで、元気でね、クロ!
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栃木の町並み(その3)・ラーメン食べて帰ろう

栃木の町のメインストリートは、電線がなく、歩道も歩きやすく整備され、すっきりと快適です。すだれのかかった荒物屋さんは、以前車で通りかかった時に車窓から眺めて、心引かれたお店です。かわいいかごやたわし、ほうき、欲しいものは数々あれど、買っても活かしきれなさそうので、眺めるだけで。
Photo_14 Photo_15 Photo_16 2 Photo_18 Photo_19 看板も粋なのです。路地から眺めた表通り、裏通りの昔ながらの中華屋さんも風情があります。
Photo_24 Photo_25 Photo_26 Photo_27 Photo Photo_2 2時間足らずの散歩でしたが、見所がコンパクトにまとまっているので、結構楽しめました。最近、ここ栃木の新名物は「じゃがいも入りやきそば」なんだそうです(観光館にも「じゃがいも入りやきそばマップ」を置いてました)。私は麺にじゃがいもが練りこんであるのかな、と想像したんですが、どうやら、やきそばの中に茹でたじゃがいもが具として混ざっているようです。やきそばにじゃがいもなんて太りそう!(笑)。しかし、じゃがいもも焼きそばも大好きな食べ物なので、「食べてみたい!!」と思ったんですが、残念ながらまだその時おなかがすいていなかったのです(泣)。残念!
 観光案内所と物産館を兼ねている「栃木蔵の街観光館」では、おみやげ(またも手ぬぐい発見。地元のお祭りの山車の柄。これも500円也。後は、母と三太用に地元産のお線香)を買いました。
 栃木からの帰り道、夕飯は佐野でラーメンを食べることにしました。佐野ラーメンといえば、宇都宮の餃子と並ぶ、栃木の名物です。たくさんのお店があるようなのですが、ガイドブックに載っていたお店で、一番シンプルでさっぱりしていそうな「針谷(はりがい)ラーメン」に行くことにしました。佐野の中心地からちょっと離れた住宅地の中にぽつねんとあるお店でした。なんと8時には閉店するそうで、ここらへんて健全なんだなあと思いました(笑)。野球大好きな頑固そうなおじさんと、人懐こい笑顔の元気そうなおばさんのご夫婦で切り盛りしている様子。普通のラーメンと特製餃子を頼みました。まず餃子、皮がもちもちっとしてて、中の具がじゅわっとジューシー、味付けもくせがなくシンプルで素朴です。ラーメン、これは写真を見ての通り、澄んだスープがさっぱりおいしい!味はすっきり薄めです。麺は細めの縮れ麺(青竹麺といって、青竹で打つのが佐野ラーメンの麺の特徴のようです)。おいしいです~!これなら食欲がなくてもするするっと入っちゃいそう(笑)。
Photo_28 満腹になったおなかをさすりながら、お勘定を終えて、お店を出ようとした時、入り口付近の壁にかわいい柴犬の子犬の写真が目に飛び込みました!「針谷亮太です」と書いてあります。思わず、おばさんに「このわんこはお宅のわんちゃんですか?」とたずねたら、「ええ、もうすっかり大きくなっちゃったけどねぇ、外にいますよ、見ます?」と言うので、外に回って招かれるまま厨房の入り口に行くと、いました!でっかくなった亮太くんが!柴犬!ついついかわいくて歓声を上げてさわりまくってしまいました。おっかなそうなおやじさんも出てきて、しばし柴犬談義(一見こわもてだけど、本当はおしゃべり大好き・笑)。私たち夫婦も柴犬が一番好きなんだけど、ラーメン屋さんも同じ人種でした(笑)。うちの三太が最近死んじゃったことを話すと、亮太くんの先代の柴犬の話をしてくれました。先代も14歳まで生きたのですが、お店が忙しい8月のある日、熱中症で死んでしまったんだそうです。「気をつけてやってたんだけど、あの日は忙しくてさ、本当にかわいそうなことしたよ」と話していました。で、悲しみにひたっている時にふと入ったペットショップでコロコロとかわいい亮太くんを見つけてしまったそうです。「まだ四十九日も過ぎてなかったのに、かわいくてさあ、思わず買っちゃって」。お客さんがいなかったので、ラーメン屋ご夫婦と亮太くんと楽しいひと時でした。
 最後まで、犬との出会いが多かったのも、きっと三太の導きでしょう。三太、楽しかったよ。ありがとう!
 こうして、3日間の楽しい夏休みが終わりました。実はまだ番外編として、手白澤のクロと野の花を別に載せようかな、と思っています(笑)。
 さて、夏も終わり。また仕事、がんばらなくちゃ!

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