クレマチスの丘~ヴァンジ美術館~サッカーミュージアム~茶目湯殿

 お墓参りと親戚への挨拶が済んだのが2時半頃。お天気が良く「お庭日和」だったので、keroさんからかねてから「すてきな場所だよ」と教わっていて、ずっと訪ねてみたかった「クレマチスの丘」に行ってみることにした。
 広い手入れの行き届いた庭園に、クレマチスのコレクションをはじめとした数々の季節の花々、ヴァンジ彫刻庭園美術館をはじめとしたミュージアムやレストランなどが点在している。この時期は、シーズンオフでまだ花が少なく、花だけを目指していくと少々がっかりすることになるけれど、広々とした庭で広い空を見上げながらのんびりしたり、アート鑑賞が好きなら、充分に楽しめる。人が少ないから、なんだかミュージアムもほぼ貸切状態だったし。花が一番きれいな季節は、5月下旬から6月中旬くらいだそうです。
2 1

クレマチスの丘、クレマチスガーデンにあるヴァンジ彫刻庭園美術館にて。
1_2 Photo_9 Photo_10 Photo_12
ヴァンジの作品、予想以上に素敵だった。特に美しい女の人の彫刻が好き。様々な種類の石やブロンズなど、作品の材質がとっても凝っている。一番最後の女性の頭の写真は、教会の説教台の上部で、その前の写真のホールの片隅にあるのだけれど、ここに神父さんを呼んで、実際に結婚式もできるそうです。

庭園の花たち。白くて小ぶりのクレマチスはとても清楚。
Photo_13 Photo_14 Photo_15 Photo_16 Photo_17 Photo_18 Photo_19

 クレマチスの丘を後にして、来る時にチェックしていたクレマチスの丘のすぐ隣にある静岡サッカーミュージアムへ(もちろん、ダンナの趣味・笑)。静岡はサッカー王国なのだ。入場無料だけど、意外にたくさんのものが展示してあった。ここも「貸切」(笑)。
 
 サッカーミュージアムを出ると4時半。この日最後の楽しみは、母と来ると最近必ず立ち寄る日帰り温泉、「茶目湯殿」。ここは18歳未満は入れない温泉です。和の情緒が静かで落ち着き、こぢんまりしていて、休む場所が充実。大好きな日帰り温泉です。
Photo_21
茶目湯殿があるリゾートエリアの川沿いの河津桜。夕暮れです。日がのびたなあ・・・。
Photo_22 Photo_23
 夕暮れの富士山をのぞむ露天風呂、ソメイヨシノもあって、もう少ししたら花見風呂です。お風呂に入っていると、目線の先にはツグミが木の枝に。お風呂に入って、隣の和食処「茶目」で夕飯を食べました。ワタシは鉄火丼、ダンナは海鮮丼。おいしかった。茶目湯殿のフロントの方に聞いたら、ここらへんも東京電力管内で、停電があるそうです。先日も午後6時頃から計画停電があり、最終入館を午後4時半にして、5時半には退館してもらったとのこと。同じリゾートエリア内にあるホテルの方は、自家発電設備があって、停電の影響はないそうです。「これからは日ごとに暖かくなるので、停電もなくなりそうで、ほっとしています。また、きてくださいね」と言われ、ここで使える御殿場高原ビールの生ビール中ジョッキのタダ券を一人3枚(3枚一度の使ってもいいそうです・笑)もくれました。観光地も、震災の影響で必死です。
 帰りの首都高では、東北の被災地に向かっていると思われる愛知県の消防の特殊車両数台と併走しました。「これから、被災地へ乗り込むんだね。きっと、武者震いしているんだろうな。どうぞ、よろしくお願いします。」と、ダンナと私は隣を走る車へ、エールを送りました。

| | コメント (3)

オルセー美術館展

 月曜日の夕方、オルセー美術館展2010・ポスト印象派(於 国立新美術館)へ行ってきました。オルセー美術館、実は大学4年の卒業旅行で行ったヨーロッパ旅行(2年間のローンを組んで行った・笑)で、当時まだ開館して数年目のオルセー美術館を訪ねていたこともあり、思い入れのある美術館です。だから、今回のオルセー美術館展も「絶対行く!」と最初は意気込んでいたんだけど、とても混んでいるということで、人ごみの苦手な自分は「行っても人だらけで、まともに絵を鑑賞できないなら、あえて行かないことも・・・」と消極ムードだったのでした。けれど、果敢な友人たちの「並んでも行ってよかった!」という心強い後押しがあって、決意がかたまりました(・・・って大げさな・笑)。
Photo_5
混んでます!だいたい駅から美術館まで人の流れができていて、狭い道は見終って帰る人の波とで混雑してました。順番待ちの列の最後尾についたのが、午後4時で、60分待ちと言われましたが、意外に列の進みは早くて、40分弱で会場入りできました。並んでみれば恐れるに足りず(笑)。
Photo_6 がんばって来てよかった~!本当に宝物ばかりです。うっとり。混雑はしていたけど、ちょこまか動いて、しっかり鑑賞しました。しかし、ゴッホのエリアとアンリ・ルソーのエリアの人垣は分厚かった・・・。前に行くのは困難を極めました。しかし、ゴッホの色彩の美しさにはため息でした。モネやセザンヌ、ゴッホにゴーギャンはもちろんだけど、今回私が新たに心引かれたのはナビ派の絵でした。エドゥアール・ヴュイヤール、ピエール・ボナール、モーリス・ドネ、ここらへん。「ポスト印象派」のこと、勉強しないでやってきましたが、この展覧会でそこらへんがはっきりしました。美術展を観に行くことを重ねるうち、「ああ、私はこういうのが好きなんだな」って、ぼんやりしていた自分の嗜好や傾向がだんだんと明確になっていくのです。名画を観ながらのそういう気付きは、美術展などを観る私のもうひとつの楽しみでもあります。
 閉館ぎりぎりまでゆっくりと好きな絵を目と心に焼き付けました。図録と、今回の展示絵画115点すべてがプリントされているオリジナルファイルをおみやげに買いました。ああ、どっと疲れた~。

去年の夏休みはダンナと「ゴーギャン展」を満喫したっけ。国立新美術館では「モネ展」「モディリアーニ展」、ごく最近では「ルーシー・リー展」を楽しませてもらったなあ。印象派と言えば、今はもうなくなっちゃった伊勢丹美術館でみた「シスレー展」も忘れられないです。東京ってやっぱりすごいです。

おまけ
Photo_7 東京ミッドタウンではせせらぎに足をつけることができるようになっていました。なかなか居心地よさそうです。周りの緑を見ながら、本でも読みつつボーっと涼むのもいいなあ。
Photo_8
美術館への道すがらのホーム・ウェアのお店のウィンドウ。カエルだらけでした。ほしかったけどガマン(笑)。

| | コメント (4)

古屋誠一「メモワール.」展

昨日で仕事のメドがたったので、行こうと思っていた写真展に行ってきた。

古屋誠一「メモワール.」(東京都写真美術館~7/19)
Photo 

東京都写真美術館では、1970 年代からヨーロッパを拠点に活動する古屋誠一の「メモワール.」展を開催いたします。古屋誠一は、1950 年静岡県に生まれ、1972 年に東京写真短期大学(現東京工芸大学)を卒業後、1973 年にシベリア経由でヨーロッパに向かい、1987 年以降はオーストリアのグラーツを拠点に精力的に作品制作を続けています。隣接する国々の国境地帯やベルリンの壁など、様々な「境界」を問う作品を発表する一方、オーストリアの写真批評誌『カメラ・オーストリア』では、創刊時から編集に参加し、日本の写真家をヨーロッパに紹介するなど、幅広い活動を展開しています。1985 年に東ベルリンで自ら命を絶った妻クリスティーネを撮影した写真集『Mémoires(メモワール)』では、家族が抱える闇や悲しみ、社会における生と死の問題を露呈し、国際的に高い評価を得ました。主な著作に、1980 年に滞在したアムステルダムからなる写真集『AMS』、『Seiichi Furuya Mémoires 1995』などがあり、2002 年には『Last Trip to Venice』により第27 回伊奈信男賞、2007 年には『Mémoires 1983』により第19 回写真の会賞を受賞のほか、国内外の展覧会に多数参加しています。近年は、妻クリスティーネの手記を掲載した写真集も制作し、現代社会における家族のあり方を問う写真家としても注目を集めています。

本展は、1989 年より20 年あまり発表し続けている「メモワール」の主題の集大成となる展覧会です。「彼女の死後、無秩序な記憶と記録が交差するさまざまな時間と空間を行きつ戻りつしながら探し求めていたはずの何かが、今見つかったからというのではなく、おぼろげながらも所詮なにも見つかりはしないのだという答えが見つかったのではないか」(2010年1月インタビューより)という古屋の思いは、ピリオドを打った展覧会タイトル「メモワール.」にも表れています。

事実と正面から向き合い、もう一人の自己を相手に、時間と空間を超えて生き続ける記憶を、蘇生させ編み直してきた古屋の制作活動。「写真とは心の奥深くに籠る“どうしようもない何か”と向き合い、さらにそれを表現の場へと引き上げることを可能にしてくれる素晴らしいメディアである」という古屋の表現の世界を、東京都写真美術館収蔵作品「Mémoires(メモワール)」シリーズを中心に124点で展覧します。また、古屋作品の真髄でもある写真集の編集過程を公開、古屋自らが編集・製本した未発表の自家版写真集も出品いたします。

(以上、写美ホームページより)

人もまばらの静まり返った会場。展示は彼女の遺影と位牌の写真から始まる。想像通り、とても重い写真たち。精神を病み、幼い我が子を残して自死した妻クリスティーネ。母子の表情を集めた「光明(息子の名前)」の展示エリアは出産から時系列に沿って、クリスティーネ一人の表情を追った「クリスティーネ」の展示エリアは、逆に、自死直前から古屋との出会いの頃まで、時を遡るように展示してあります。クリスティーネの表情の変化は、見ていて心をえぐられるようです。愛し合う夫婦であっても、家族や愛しい子どもがいても埋められない、心の闇と不安を突きつけられるからです。彼女と彼は国籍も違うもの同士なので、より複雑な緊張感もあったでしょう。これらの写真は、非常に個人的なものでありながら、とても普遍的な悲しみを感じます。夫の向けるレンズを見据える妻の表情は、狂気や不安に満ちているだけではなくて、狂気の合間に訪れる凪のような時間、穏やかで達観したような非常に深く美しい表情もあります。まだ病魔が彼女を壊し始める前、結婚式のために故郷の伊豆に帰国した時の、クリスティーネの穏やかで平和な笑顔がとても美しいです。
 とても辛い写真ですが、絵にはできない表現の世界です。

| | コメント (2)

ノーマン・ロックウェル展&ダンナとランチ

 忙しかった昨日までの5日間が無事に終わり、出張で出ていたために溜まった仕事を片付ける前に、ちょっと気持ちの入れ替えをしたくて、今朝一番で「ノーマン・ロックウェル~オールディーズ、その愛しき素顔たち」(於;府中市美術館~7/11まで)を観に行った。

Photo
Photo_2 Photo_3

「ノーマン・ロックウェルは、アメリカでもっともよく売れた雑誌「サタデー・イブニング・ポスト」の表紙を、47年間もの間、毎週のように描き続け、大変な人気とともに「アメリカに愛された国民的イラストレーター」と評されています。
 貧しくとも心やさしいアメリカ国民の実生活を、あらためて写真できりとったカメラマン、ケヴィン・リヴォーリの写真作品も交えて展示いたします。カメラマン・リヴォーリが追ったロックウェルの世界もこの展覧会の見どころの一つとなっています。
 ノーマン・ロックウェルが渾身の力を込めた35点の「心やさしい」作品たちを、どうぞごゆっくりお楽しみください。」(展覧会の案内より)


誰でも見覚えのある「古きよきアメリカ」を描いたロックェルの展覧会。写真のように緻密だけれど、写真にはない茶目っ気のある若干誇張されたユーモアたっぷりのイラストを、嫌いという人はあまりいないような気がする。ごく当たり前のアメリカ人の日常生活を温かな視線で描きとっています。どの絵も、私たちが憧れたアメリカのイメージそのもの。家族のそばにはワンコ(特にビーグルが多い!)がいて、そんなところにも親しみを感じてしまう(笑)。


会場にあったロックウェルの言葉で印象に残っている一節。おぼろげな記憶だけど、書いておきます。

「・・・私は絵を描くためにフランスに渡った時期がある。・・・7ヶ月の後、エキゾチックなものに囲まれたこの場所が、私に変化をもたらさないことに気付いた。見慣れたものに囲まれた自宅にいる時のようには、ここでは創作活動ができなかった理由が今ならよくわかる。・・・私が欲しいのは、自分の絵なのだ。大切なことは、見たり、感じたり、理解する自分の能力次第だということだ。」

たしかこんな感じだったと思う。


ロックウェルを限りなく尊敬していたリヴォーリの写真も、ごく普通の人々の普通の暮らしの中の、小さな、けれどもとても確かな幸せを切り取った温かな写真で、とても素敵だった。そういう目を私も持っていたいな、と思う。


新宿に戻ったのはちょうど正午ごろだったので、ダンナに声を掛けて、地元の駅付近でお昼にしようと誘ってみた。
ウィルとさんぽして見つけた住宅地の小さなイタリアン・レストランに行ってみた。
Photo_4 Photo_5
土曜日もランチメニューあり。
Photo_6 私たちはパスタランチ900円(この日のパスタはアンチョビのトマトソース)にした。ランチには自家製パンとサラダがついてくる。飲み物は200円均一。うれしいのは、ランチビールやハウスワインも200円ってところ。午後は仕事をしなきゃならなかったけど、ちょっとならまったく問題ナシ!ってことでランチビールまで頼んじゃった。
アンチョビのトマトソースのパスタ、とっても美味しかったです。オリーブとケッパーがたっぷり入っていました。
 「がんばったし、いいよね!」とデザートまで頼んだ私。300円で、美味しいアッフォガートが食べられました。〆て1,400円。大満足!午後はちゃ~んと仕事バリバリがんばりましたよ。こうやって、メリハリつけて働ければ、いいな。ちなみに明日も仕事・・・。しばらくはこういう忙しさが続く見込みです・・・。
Photo_7

| | コメント (2)

ルーシー・リー展

 午前中時間ができたので、かねてより行く機会をうかがっていた「ルーシー・リー展(於:国立新美術館)」に行きました。
Photo Photo_2 Photo_3

展覧会概要(国立新美術館のサイトより引用)

窯を開ける時はいつも驚きの連続」。この言葉に象徴されるように、1995年93歳でこの世を去ったルーシー・リーの生涯は、つねに瑞々しい驚きと発見に満ちた陶芸制作に捧げられたものでした。
 ウィーンの裕福なユダヤ人家庭に生まれたルーシーは、工業美術学校でろくろの面白さに魅了され、ほどなくその作品は国際的な展覧会で数々の賞を受賞し、高い評価を得ていきます。しかし、迫りくる戦争の足音とともに亡命を余儀なくされ、1938年ロンドンに居を移すと、以後およそ半世紀にわたり同地で制作を続けました。
 バーナード・リーチやウィリアム・ステート=マリーといった英国初期スタジオ・ポタリーの作家たちが作り上げていた、大陸とは異なる陶芸環境の中で、ルーシーは当時の先鋭的な建築やデザインの思潮とも響き合う独自の様式を確立していきます。ろくろから生み出されるかたちに色彩と装飾が一体となり、静かでありながらも強い存在感をもつその作品は、ルーシーが制作の中で見出した発見と喜びを鮮やかに伝えています。
 本展では、20世紀を代表する陶芸家、ルーシー・リーの創作の軌跡を、国内外の優れたコレクションから選りすぐった約250点でたどります。英国の研究機関に寄贈された豊富な関係資料をふまえた没後初の本格的な回顧展となります。
 

自分は器(特に陶器)が大好きなので、とても興味を持ってでかけたのですが、これ、見逃さなくて本当によかったと思いました。器好きを自認するする人(特に女性)には絶対に見逃さないでほしい展覧会です。期待以上の器が待っていますよ。
 ルーシーの作品はどれも「触ってみたい。手のひらで包んでみたい。実際に使ってみたい」という器です。無駄のない静かな佇まいの中に、芯の強さを感じる器たちです。彼女が無心にろくろに向かっている姿、窯を開けた時の驚きや喜びが伝わってきます。器のほかに、一時期製作していた陶製のボタンもたくさん展示してあります。これもまた一つ一つが非常に個性的で、きれいで、どれも皆欲しくなるようなかわいらしさです(会場のショップに本物?レプリカ?のボタンが売っていましたがひとつ100,000円でした!)。その他、ルーシーの釉薬ノートや、バーナード・リーチやハンス・コパーたちと交わした手紙、裕福な家庭に育った幼少期の写真などの資料も豊富に展示されています。ろくろに向かう円熟期のルーシー、晩年の優しい横顔などのポートレートなどをみていると、とても魅力的な女性だったことを感じさせます。美しい色彩・質感・佇まいは実物を自分の目で見ないとわかりません。(6月21日まで・火曜休館)。

Photo_4

| | コメント (2)

写真展さんぽ・続き

日曜日のお雛様(大内人形)を買いに行ったさんぽの続きです。

Photo お雛様を買いに行く前にお昼を食べに行きました。日本橋の駅の改札を出るとすぐに丸善があったので、ずっと「食べてみたい」と思っていた「早矢仕ライス(ハヤシライス)」を食べることに即刻決まりました。ハヤシライスの生みの親は丸善創業者の早矢仕有的(はやしゆうてき)とも言われています。商社を経営していてハイカラだった有的が友人たちにあり合せの肉や野菜をごった煮にして、ご飯に添えてふるまったのが評判となって、レストランでも供されるようになったとのこと。近年丸善はモダンな建物に建て替えてしまったけど、以前の丸善ビルの屋上にあった「ゴルファーズスナック」という小さなレストランで人気のメニューだったのでした。本当はその「ゴルファーズスナック」で食べたかったんだけどね~。ゴルファーズスナックはなくなってしまったけど、丸善のカフェで食べられます。でも、きっと昔よりちょっとよそゆき顔(笑)。ハヤシライスは最初ちょっと甘めかな?と思ったけど、食べ進めるうちに何だかやみつきになる味付けでした。見た目は黒っぽいデミグラスソース色だけど、トマトの味がします。ぺろっと入りました(笑)。・・・うちの手間のかからない簡単ハヤシライスの勝ち!かな(笑)。でも、これはこれでとってもおいしゅうございました。

Photo_3 その後、大内人形を買って、今度は恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館へ「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン~東洋と西洋のまなざし」(2/7終了)を観に行きました。最終日とあって、会場はかなりの混雑でした。写真のファンって多いんだな、って思いました。それも老若男女、幅広く。同じライカで同じ場所を撮っても、捉え方はふたりとも違う。その違いの面白さを堪能しました。体温やにおい、人間臭さを感じる木村と、デザイン的で音の聞こえるようなカルティエ=ブレッソン。そして、面白かったのは、ふたりのコンタクトシート(ベタ焼き)の展示です。撮影したフィルムをそのまま現像したコンタクトシートはふたりの目の動き、関心の動きがそのままわかります。そうしたたくさんの写真の中から、作品とするものを選んで伸ばすわけですが、これまたなぜこのショット?という感じ。これがベスト!とするのも作家によって違うものです。だから、いいんですね!これは面白かったです。

Photo_2
恵比寿を後に、今度は新宿へ。父の写真展を観に行きました。これは恥ずかしいから、感想はパスです。父なりに一生懸命作品を作っているんだ、といつも思います。そういう姿勢は見習うべきところがいっぱいあります。これからも自分の好きな風景を撮っていてほしいなと思います。
Photo_4 2

歩き疲れたのでお茶しました。おなじみの中村屋の「マ・シェーズ」で、この時期には楽しみにして食べる苺パフェを食べました。ダンナはコーヒー(タダ券を持ってた!)とショートケーキ。
Photo_5 Photo_6
あ~、美味しい!満足、満足!!そうして、ウィルの待つ我が家へ戻りました。以上、休日のちょっと贅沢な半日さんぽでした。

| | コメント (2)

大内人形を買いに行く

昨日こそはお店を完全に休むことに成功(笑)。
ウィルに留守番をしてもらって、私たちは久しぶりに夫婦で電車に乗る「さんぽ」に出かけました。
目的は大きく三つ。東京都写真美術館で開催している「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン~東洋と西洋のまなざし」展(最終日だった!ギリギリセーフ!!!)を観ること、以前からどうしても気になって欲しかった小さなお雛様を買いに行くこと、そして、父の写真展を観に行くこと。正午過ぎに出かけて、6時前には帰宅の小さな散歩でしたが、ぎっちり詰った半日だったので、分けて書きます。

 まずはお雛様を買いに向かいました。そのお雛様とはkeroさんのお宅の愛用のお雛様で、それは同じものが子どもの頃、たしか隣のうちか、もしかしたら我が家にあったお雛様。木でできていて、美しい塗りが施されていて、まるくてかわいい民芸品のお雛様。keroさんのブログで見て思い出して以来、ずっと欲しかったんだけど、どこのおみやげなのか知らず、最近ようやく見つけたのでした。それは山口県の特産品で「大内人形」というものでした。本当は山口県へ旅した折に買いたいけれど、それはいつになることか・・・。せっかくお雛様のシーズンなので、これはやっぱり買いたい!とお雛様の在庫があることを電話で確認して、日本橋にある山口県の観光物産センター「おいでませ山口館」へ行きました。そういえば、小さい頃CMで「おいでませ、山口へ」というのを盛んに宣伝していた時期がありました。お店にはいると、珍しくておいしそうな名産品がたくさんあって、目移り!ついつい脱線して散財しそうな気持ちを必死でこらえ、目当ての大内人形にご対面。本場には7つの作り手(業者)さんがいらっしゃって、それぞれの製作者によってお顔の表情が違うのですが、ここでは牧野大内塗製作所さんのお人形がありました。そうそう、これです!ようやく手に取ることができました。一番小さなサイズの一つ上の、それでもやっぱり小さくてかわいいサイズのものを買いました。伝統工芸を作るのはとても手間ひまがかかるので、小さくても値段はお高め。1対5,040円でした。うちの分と、それから小さな姪っ子用に、「えいやっっ!」と2つ、買い求めました。姪っ子ちゃんは立派なお雛様を持っているでしょうけど、こういう小さなお雛様は一緒にいくつ飾ってもうれしいと勝手に思いまして(笑)。同じビル内には山梨県の観光物産センターもあって、こっちもヨダレモノでしたが、眺めるだけで。夏に行った清里で飲んだ「タッチダウン」地ビールや、レストラン「ROCK」の特製カレーのレトルトや清泉寮のクッキーとかもちゃんとあって、欲しくなっちゃったな。
買った大内人形はこちらです。早速飾りました。大満足!さんぽは続きます。
Photo
Special Thanks To Ms.kero!

| | コメント (2)

サルガド「アフリカ」展を観に行く

ようやく今日の朝一で観に行った。13日(日)までなので、ギリギリセーフ。観たかったセバスチャン・サルガド「アフリカ」展(於;恵比寿ガーデンプレイス・東京都写真美術館)。紛争や干ばつに翻弄されるアフリカの人たち。サルガドの写真は圧倒的に、冷静に、緻密に、何より愛情をこめて、アフリカの現状と時代を切り取っています。写真を見ながら、あれこれと感じ入ったのですが、言葉にできません。たくさんの人に見て欲しいです。
Photo Photo_2 Photo_3 開催中の「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン」展も必ず観たい展覧会だが、こちらは来年2月7日までなので、また落ち着いたら。

| | コメント (4)

秋じたく・ワクワク

090918_2 おとといの晩、ダンナは前町会長さんのお通夜に出てそのまま町会の仲間と飲みに行って(今夜からの祭り行事の準備でダンナは今週連夜いないの)、帰宅する頃には私とウィルはすでに夢の中だった。私は窓を開けっぱなしで眠ってしまい、ダンナも酔っ払っていたせいか、居間のサッシ2面、全開のまま(うちは三太が居た頃の名残でほとんど寝室のドアを閉めない。窓を開けとくと狭い我が家は通気性バツグンなのじゃ~)、眠ってしまった。まだ綿毛布一枚で、パジャマだって夏のままサッカー地の半袖だったから、明け方の寒かったこと!寒さと尿意で(苦笑)で目覚めてしまった。まさか窓が全開だったとは。今年はこのまま残暑も戻りそうになく、秋は深まる一方なので、昨日は羽毛布団を出して長袖のネルパジャマで眠りました。あったかくて心地よかった~。あ~、快適に眠れる季節到来だ~。朝までぐっすり眠れました。
 でも、ほっかほかで朝起きるとすっかりおとといの夜の寒さも忘れ、フレンチスリーブのシャツとハンパ丈のパンツを着て裸足で出勤してしまった。ウィルとのあささんの時は寒くなかったのに、お昼前に自転車で配達に出かけたら、寒い!帰って長袖のTシャツに着替えました。うん、ちょうどいい。右の写真はお気に入りのグレーのカエルとかたつむりの長袖Tシャツです。ほのかえるさんが作ったものです~。別にもう一枚違うカエルとアリさんのも持ってます~。どっちも大好きなTシャツなのです~。これからの季節、大活躍します。
 そのほのかえるさんのすてきな作品が買える「かえるにんじゃフェア」が明日から30日まで吉祥寺のかえるやさん「Cave」で開かれます。
 ワクワク~。でも、欲しいものいっぱいで財布が心配なの~(笑)。

| | コメント (3)

ゴーギャン展・さぼうる・お好み焼き

 先週のお盆休み(なんやかんやお客様もあったが、基本的には1週間店を閉めて、休み体制にした。父や母は「お盆にお店を閉めたのは初めてだ。ゆっくりできてよかった」と言っていた)中は、甥っ子一家が3泊泊まりに来たり、後はとにかくゆっくりしたくて、うちでぬぼ~っと過ごしていた。ウィルとひたすら昼寝をして、昼間からビールをぐびっと飲んで、後はいつもは後回しにしてなかなかできない掃除などをしぶしぶやって(苦笑)という感じでそれはそれですごくいい夏休みだった。外出はウィルを代々木公園ドッグランに連れていったことと、翌日、ウィルを一人で留守番させて(お昼過ぎから結果的に夕飯を食べて帰ってくるまでの夜9時まで、初めての長時間一人留守番にウィルが耐えられるか、すごく不安だった~。結果は上々でほっとした。あいつ、一人前に成長したなあ・涙)、前からチャンスを狙っていたゴーギャン展を見に行った。
Photo ゴーギャンの野性的で神秘的な絵には私なぜかとても惹かれるのだ。そして、本物の絵は印刷では絶対に再現できない熱や色を持っている。観に行って本当に良かった。ゴーギャンと言えば、大学時代に読んでとても印象的だったサマセット・モームの「月と6ペンス」。この小説の主人公の画家はゴーギャンをモデルにしている。去年の夏にふとまた読みたくなって読み直した。そんなこともあって、これは見逃したくなかったのだ。やっぱり圧巻は「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」だった。ほかにも有名な「かぐわしき大地」もやっぱり何度も見に戻って目と心に焼き付けた。木版画も良かった。ポストカードとクッキーの入った缶をおみやげに買いました。
Photo_2 ゴーギャン展を堪能した後は皇居沿いを歩いてなんとなく神保町へ。途中皇居付近や武道館周辺は翌日に終戦の日を控え、警官たちがたくさん出ていた。神保町に来たので学生時代によく行った「さぼうる」でお茶することに。暑い日だったけど、熱いブレンドと、これまたここにくると結構な確率で注文したチーズドッグを頼む。焼きたてのチーズドッグは生地がほんのり甘くて外側パリパリ、チーズとろっ、でやっぱり懐かしい風味。暗くて穴倉のような半地下の店内も変わってないです。
Photo_3 Photo_4 Photo_5

新宿に出て、あれやこれや見ているうちに夕飯時になったので、久しぶりにとても食べたかったお好み焼きを食べて帰ることに。蒸し暑かったこの日、生ビールをぐぐっと飲み、「あち~」と言いながら鉄板でお好み焼きやもんじゃ焼き、焼そばを焼いて食べる幸せ。しかし、思いっきりお好み焼きのにおいを吸い込んだ髪の毛や洋服、帰りがくさいんだよね(笑)。
Photo_6
 充実の一日でした。

| | コメント (3)